ライター : aaaharp

「ピーチウーロン」ってどんなカクテル?

「ピーチウーロン」とは、ピーチリキュール(クレーム・ド・ペシェ)をウーロン茶で割ったカクテルのことです。 クレーム・ド・ペシェの「ペシェ」はフランス語で桃を意味する言葉。甘く芳醇な桃の香りが魅力のリキュールでアルコール度数は15%。ピーチウーロンはウーロン茶で割るので、お酒がそれほど得意でない方でも飲みやすいカクテルです。

味や香り

ウーロン茶で割るお酒というと、焼酎のウーロン茶割り「ウーロン・ハイ」などが一般的ですね。ウーロン茶の苦味ですっきりとおいしいお酒です。一方、ピーチウーロンはどうかというと、甘口の飲みやすいカクテルです。 ウーロン茶は苦いので苦手、という方でも、ピーチリキュールの甘さでその苦味を打ち消してくれるため、意外と飲みやすいのです。お茶のさわやかな香りとピーチのまろやかで芳醇な香りが特徴です。

カロリーやアルコール度数は?

ピーチウーロンに使用する「クレーム・ド・ペシェ」のアルコール度数は、最初に紹介したとおり15%ほど。どの程度の割合でピーチウーロンを作るかにもよりますが、大体4%程度になります。カクテルの中ではアルコール度数が低いほうではないでしょうか。 カロリーは100mlあたり45kcal程度です。

「ピーチウーロン」は地域で呼び名が違う?

わかりやすい名前として「ピーチウーロン」が知られていますが、実は地域によって名前がいろいろあることをご存知でしょうか?有名なふたつの名前を挙げてみましょう。

東北地方では「レゲエパンチ」

宮城県仙台市が発祥とされる「レゲエパンチ」。カクテル自体はピーチウーロンとまったく同じものです。このレゲエパンチこそがピーチウーロンの発祥といわれているのです。 90年代初頭、仙台市のバーテンダーがお酒が苦手な女性客のために作ったのが始まりとされています。「レゲエパンチ」という名前は、その女性客がレゲエミュージックが好きだったことからそう名付けられたのだとか。 発祥の「レゲエパンチ」で統一されないのが不思議ですが、当時全国に広まり、各地でさまざまな別名がついたようです。

北海道では「クーニャン」

北海道では、「クーニャン」という名前で親しまれています。これは漢字で「姑娘」と書くのですが、中国語で若い娘を意味します。 ウーロン茶で割るカクテル、ということから、中国をイメージしてこのような名前がつきました。まさに若い女性が好きそうな甘く飲みやすいカクテルです。

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