モッツァレラチーズ

イタリアを代表するチーズ。表面がなめらかな丸い形をしており、加熱するとなめらかに溶けて糸を引くように伸びます。弾力性があり、噛むとほのかな甘みを感じますが、チーズ独特のクセがなくさっぱりとした味わいです。カプレーゼやピザ、グラタンなどに利用されます。

マスカルボーネチーズ

生クリームを原料とする脂肪分が多いフレッシュチーズ。乳脂肪分が多く含まれているため、固めにホイップした生クリームのような濃厚な風味と食感が特徴です。甘みがあり、チーズ独特のクセや塩分、酸味が少なく、ティラミスをはじめとするケーキやムースなど、お菓子の材料としてよく使われます。

カマンベールチーズ

白カビチーズの代表。軟質チーズの表面に白カビをうえつけて熟成されます。内面はクリーム色で適度な水分を含みとろりとしています。脂肪分が約25%で深く濃厚なコクと旨みがありますが、クセがなくクリーミーで食べやすいです。円盤状なので放射状に切ってオードブルや料理の材料として使われます。(※1)

プロセスチーズ

6Pチーズや、スライスチーズなどの商品で使われている、日本でもなじみの深いチーズ。熟成が起こらないため、風味の変化がなく一定で、長期保存ができるのが特徴です。 日本ではゴーダチーズやチェダーチーズが原料に使われることが多く、さけるチーズやスモークチーズもプロセスチーズの一種です。

クリームチーズ

生乳に生クリームを加えて作る、熟成させないフレッシュチーズ。脂肪分が多くなめらかな口当たりで、クリーミーな味わいの中に軽い酸味があります。そのままでも食べられますが、白くてやわらかく加工しやすいのでチーズケーキの材料などに使われます。

ブルーチーズ

青カビによって熟成された、軟質~半硬質チーズ。やや強めの独特の香りがあります。風味は濃厚で全体的に塩味が強いですが、種類によってはマイルドなものもあります。フランスのロックフォールやイタリアのゴルゴンゾーラが有名で、ワインなどと一緒にそのまま、もしくは料理のソースにもよく使われます。
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