ライター : 池野 三奈美

管理栄養士 / Webライター

長期保存なら冷蔵より冷凍!ゴーヤの保存方法まとめ

ゴーヤ保存のポイント

  1. 冷蔵や冷凍で保存する
  2. 冷蔵なら1週間・冷凍なら1ヶ月保存可能
  3. 苦味や香りを生かしたいなら生のまま冷凍
  4. 苦味を抑えたい場合は塩もみ、またはゆでて冷凍
ゴーヤは常温保存だと熟して傷みやすいため、1~2日しか持ちません。長持ちさせたいときは冷蔵や冷凍で保存する必要があります。1週間以上の長期保存をしたい場合は冷凍がおすすめです。生のまま冷凍するとゴーヤ本来の苦味や香りを楽しめます。苦味を抑えたい場合は塩もみするかゆでてから冷凍しましょう。

この記事ではゴーヤの冷凍保存の方法や解凍の仕方について解説します。おすすめの活用レシピもまとめました。ゴーヤがたくさん手に入ったときに、ぜひ参考にしてください。

【苦味を楽しむ】生のゴーヤの冷凍保存方法

Photo by 稲吉永恵

ゴーヤはしっかりと洗ってキッチンペーパーで水分を拭き取っておきましょう。まず、ゴーヤを縦半分に切ります。大きめのスプーンを使って種とわたを取り除き、食べやすいよう5mmほどの幅に薄切りに。お好みでサイズや切り方を変えてもOKです♪

好みのサイズにカットしたゴーヤは、キッチンペーパーで水分をしっかりと拭き取っておきます。密封できる保存袋を用意し、ゴーヤがなるべく平らになるようにならしながら袋に入れましょう。空気をよく抜いて封をしたら、冷凍庫に入れて保存してください。

苦味を抑えたいなら「塩もみ」または「ゆでて」から冷凍

ゴーヤの苦味が苦手という方は、塩もみをするかゆでてから冷凍するのがおすすめです。苦味がほどよく抜け、とても食べやすくなります。

薄切りにしたゴーヤに小さじ1杯ほどの塩をまぶして手でもみ、10分ほど置いておきましょう。ゴーヤから水分が出たら軽く水で洗い流し、水気をしっかり拭き取ります。密閉できる保存袋に塩もみしたゴーヤを平らになるように入れたら、冷凍庫で保存してください。

ゆでる場合は薄切りにしたゴーヤを沸騰した湯で20秒ほどゆで、ザルにあげます。冷めたらキッチンペーパーで水気を拭き取り、保存袋に重ならないように入れて冷凍庫で保存しましょう。

冷凍ゴーヤの保存期間と使い方

ゴーヤは冷凍で1ヶ月ほど保存できます。

加熱する料理の場合はそのまま使ってOK。まとめて冷凍しておくと、必要なときにさっと使えて便利です。サラダや和え物など加熱しない料理の場合は、保存袋に入れたまま流水で解凍して使いましょう。冷凍したゴーヤは食感がやわらかくなるため、佃煮やスープ、おひたしなどにするのがおすすめです。

冷凍ゴーヤを使ったおすすめレシピ5選

1. ゴーヤチャンプルー

Photo by macaroni

調理時間:20分

ゴーヤの苦味と豚バラ肉や卵、木綿豆腐の旨味が混ざり合い、深みのある味わいに。木綿豆腐は形が崩れないように、一度取り出して最後に合わせましょう。冷凍ゴーヤはそのままフライパンに加えます。冷凍だと下処理が済んでいるので、時短になるのがうれしいポイントです。

2. ゴーヤの佃煮

Photo by macaroni

調理時間:15分
保存期間:冷蔵で3~4日

甘辛い味付けとゴーヤの苦味の相性がよく、ごはんが進みます。濃いめの味付けなので、おつまみにするのもおすすめです。ゴーヤは冷凍のまま鍋に入れてOK。焦がさないように鍋底から混ぜて、じっくり水分を飛ばしましょう。

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