さばき方

活ホタテをさばくには、むずかしい技や特殊な器具などは必要ありません。軍手とステーキナイフ、新聞紙を用意しましょう。 1. 2枚貝のホタテは、貝殻の形が上下で違います。平らな面を上側に、ふくらんだ貝殻のほうを下側に持ちます。 2. 貝殻の膨らんだほうにステーキナイフを差し入れ、貝殻の天井に沿って動かします。ナイフではなく貝を回すようにするとより安全におこなえますよ。 3. ナイフが貝柱と貝殻のくっついているところに当たったら、ゆっくりと切り離します。貝柱が外れたらぱかっと開いていきましょう。 活きのいいホタテはナイフを差し込んだときに、がっちりと口を閉じてしまうこともあります。手を挟まれないように気を付けて、そのまま静かにしておきましょう。そのうち、またそっと口を開けてくれますよ。

ホタテの食べられる部分

ホタテの黒い部分はウロと呼ばれ、食べられません。ナイフで膜をよけてから、指でつまみだしましょう。また、貝柱の周囲についている、黄色いエラの部分も食用には向きません。この部分も引っ張って外します。 残っているのは、貝柱とヒモ(ミミ)、そして卵や白子などの生殖巣。すべておいしくいただけますよ。
▼新鮮なホタテは焼いてもおいしいですよね♪

ホタテの貝柱を使った人気レシピ5選

1. ワインにぴったり♪ 「活ホタテのカルパッチョ」

わさび醤油でいただくお刺身もおいしいホタテですが、たまには洋風にアレンジを。ほんのひと手間でおしゃれ&華やか、女子会にもぴったりのひと皿に変身します♪ レモンの酸味がホタテの甘さをより引き立たせ、ワインとの相性もぴったりです。

2. ホタテ缶で作るボストンクラムチャウダー

Photo by macaroni

イギリス・ボストン生まれのクラムチャウダー。保存のきくホタテの缶詰に、根菜と牛乳、バターを加えれば、実は簡単に作れちゃうんです。手軽なレシピにほっこり温まる味わいで、何度も作りたくなりますね。

3. ホタテにエビにアサリまで!贅沢ブイヤベース

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5種類の海の幸と野菜たちを取り入れた、間違いなくおいしいブイヤベースがこちら。濃厚なシーフードスープは、パスタソースにアレンジしてもおいしくいただけます。調理自体は簡単なので、ご自宅ではもちろんアウトドアでも作りたくなるレシピです。

4. ホタテときのこのアヒージョ風炒め

Photo by macaroni

スパニッシュバルを思わせる、ホタテのアヒージョ風炒めもご紹介します。ホタテときのこ、ふたつの旨み食材に、にんにくもたっぷり加えて味を引き立てましょう。作り置きもできるので、お弁当の食材やストックおかずにも活躍しますよ。

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