ライター : akiyon

webライター

監修者 : 島本美由紀

料理研究家・ラク家事アドバイザー

冷凍ホタテは解凍法しだいでもっとおいしく食べられる!

Photo by akiyon

最近ではふるさと納税の人気返礼品でもある、ちょっと贅沢な冷凍ホタテ。せっかくですから、できるだけ旨みを逃さずに解凍しておいしくいただきたいですよね。

そこで本記事では、料理研究家・島本美由紀先生にお聞きした冷凍ホタテの上手な解凍方法をご紹介!丁寧に解凍する方法や時間がないときにおすすめの方法のほか、いろいろな調理に合わせた解凍法など詳しくお伝えします。
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1. ホタテの旨みを閉じ込めたまま解凍する方法

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冷凍ホタテを生食でいただく場合などできるだけ本来の旨みを閉じ込めたまま解凍するには、氷と塩で時間をかけてゆっくり解凍するのがコツ。時間と手間が少しかかりますが、塩の効果で0℃前後の低温を維持しながら解凍することができます。

「低温を維持した解凍はドリップの放出を最小限に抑えることができ、浸透圧の働きで水っぽくならないのでホタテのうまみや食感を逃しにくいことがポイント。ホタテが塩味になることはありませんので安心してください。お刺身としてもおいしくいただけます。」

用意するもの(2人分)

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・冷凍ホタテ(生食用)……8個
・氷……約300g
・塩……小さじ1杯(約6g)

※塩の小さじ1杯は6g
※塩の分量は氷の2%が目安

手順

1. ボウルに氷と塩を入れて混ぜる

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塩が氷全体によくいきわたるよう、混ぜ合わせます。

2. 冷凍ホタテを入れる

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冷凍ホタテを、氷と氷の間に挟むように入れます。

3. 常温で置く

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ボウルにラップをかけ、2~3時間ほど常温で置いておきます。ホタテの大きさや気温によっても解凍時間が異なるので、2時間ほど経ったらひとつ取り出して解凍状態を確認しましょう。

「中心までやわらかくなっていたら全解凍、中心部が少し凍っていたら半解凍の状態です。包丁で切る場合は、半解凍がおすすめですよ。」

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