ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

「食べ合わせダイエット」って?

食べ合わせダイエットとは、食べ物の組み合わせを考えておこなう食事法です。極端に摂取量や食べる食品を制限する偏った食事方法の場合、栄養不足によって健康を損なうリスクがありますが、食べ合わせダイエットなら極端な制限は不要です。

それでは食べ合わせダイエットのポイントや具体的な組み合わせについてみていきましょう。(※1)

食べ合わせダイエットのポイント

ポイント

  1. 炭水化物に食物繊維を組み合わせる
  2. 炭水化物、たんぱく質、脂質にビタミンB群を組み合わせる
  3. たんぱく質にスパイスを組み合わせる
  4. 炭水化物に酢を組み合わせる

炭水化物に食物繊維を組み合わせる

食事において血糖値を急上昇させない食べ方を意識することが大切です。ごはんやパンなどを食べたあとには血糖値が上がりやすくなりますが、食物繊維には血糖値の上昇をゆるやかにするはたらきが期待できます。

炭水化物がメインの食品単品の食事は避け、食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻類を炭水化物の前に食べるようにしましょう。(※2,3)

炭水化物、たんぱく質、脂質にビタミンB群を組み合わせる

ビタミンB群はエネルギー代謝における補酵素の役割を果たします。エネルギー源となる炭水化物や脂質、たんぱく質だけを摂取しても体内の代謝はスムーズに行われません。

健康的な体づくりのためには、ビタミンB群と組み合わせて取り入れましょう。(※4)

たんぱく質にスパイスを組み合わせる

たんぱく質量が不足すると筋肉量の減少により基礎代謝が低下してしまうので、ダイエット中であってもたんぱく質をしっかり摂ることが大切です。

また体温が上がると基礎代謝も上昇するので、体温を上げるスパイスと組み合わせると、脂肪を燃焼しやすくなりますよ。(※5)

炭水化物に酢を組み合わせる

約大さじ1杯の酢を食事と一緒に摂ると、食後の血糖値上昇がゆるやかになることが報告されています。血糖値を上げやすい炭水化物を摂るときには、積極的に酢と組み合わせるようにしましょう。(※6)
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