ライター : Uli

webライター

食べごたえあり。ふんわりウインナーパン

Photo by Uli

食べごたえのあるウインナーパンを作りましょう。ウインナーソーセージ入りのパンは総菜パンのなかでも人気があり、昔ながらのなつかしい味わいが魅力です。ボリュームがあってブランチや軽食にもぴったりですよ。

パリッとジューシーなウインナーソーセージと、ふんわりやわらかいパン生地がよく合います。とくに焼きたての食感は格別で、筆者は粗熱がとれたらまずひとつ味見するのがお決まり。ぜひ温かいうちにひとつ味見してみてください。

手ごね生地がもっちり♪ ウインナーパンのレシピ

Photo by Uli

調理時間 180
ウインナーソーセージに生地をぐるぐる巻きつける、基本のウインナーパンのレシピです。比較的扱いやすい生地で成形も簡単なため、初心者さんでも作りやすいのが特徴。ケチャップやマヨネーズ、とろけるチーズ、パセリなどをトッピングをすれば豪華な仕上がりになります。もちろんトッピングなしでもおいしく作れますよ。

材料(8~10個分)

Photo by Uli

ウインナーパンをおいしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. 生地をしっかりこねる
  2. 力を入れずに成形する
  3. お好みのウインナーソーセージを使う
生地をしっかりこねれば、手ごねでももっちり弾力のあるやわらかいパンが作れます。生地を作業台に、体重をかけながらこねましょう。力を入れずに成形するのも、やわらかい食感に焼き上げるコツです。

ウインナーソーセージはお好みのものをお使いください。生地が主役のパンを作りたいときは8cm程度の短めのもの、ウインナーソーセージが主役のパンを作りたいときは12cm以上あるものがおすすめです。

作り方

1.生地の材料を混ぜる

生地の材料をボウルの中で混ぜる様子

Photo by Uli

強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、スキムミルクをボウルに入れてスプーンで混ぜます。水と溶き卵を加え、生地がざっくりまとまるまで混ぜます。

2.生地をこねる

生地を作業台の上でこねる様子

Photo by Uli

生地を作業台に移し、なめらかにまとまるまで5分ほどこねます。生地を作業台にこすりつけるようにこねるか、作業台がない場合はボウルの中で折りたたむようにこねます。

3.バターを加える

生地に刻んだバターをのせた様子

Photo by Uli

バターを小さく刻み、生地で包んでからさらに10分ほどこねます。はじめはバターが飛び出てきますが、こね続けていると生地になじみます。
生地の一部を指で伸ばしている様子

Photo by Uli

生地の一部をゆっくり伸ばしてみて、薄い膜ができるまでちぎれなければこねる作業は完了です。

4.一次発酵をとる

生地を丸めてボウルに入れた様子

Photo by Uli

生地の表面が張るように丸め、ボウルに入れてラップをします。生地が2倍程度に膨らむまで室温で発酵させます。25℃前後の室温で1時間が目安です。

5.分割して休ませる(ベンチタイム)

生地を分割して丸めた様子

Photo by Uli

生地を8~10等分に切り分けて表面が張るように丸め、かたく絞った濡れ布巾をかけて15分ほど休ませます。休ませることで生地がゆるみ、成形しやすくなります。

6.棒状に伸ばす

生地を細長く伸ばした様子

Photo by Uli

丸めた生地を手のひらで潰し、手前から奥へくるくる巻きます。巻き終わりを下にして、20~25cmの棒状になるようころがして伸ばします。残りの生地も同様に伸ばします。

7.ウインナーソーセージに巻き付ける

ウインナーソーセージに生地を巻きはじめる様子

Photo by Uli

ウインナーソーセージに生地を巻きつけます。ウインナーソーセージに生地の端を押さえてとめ、生地が重なるようにひと巻きします。 ※長いウインナーソーセージを使う場合や生地を10分割する場合は、ウインナーソーセージの両端から2~3cm空けて生地を巻きます。
ウインナーソーセージ全体に生地を巻いた様子

Photo by Uli

生地を作業台に置いたまま、ウインナーソーセージを少し持ち上げて回転させ、生地をくるくる巻いていきます。生地をねじったり引っ張ったりせず、自然な力で作業します。巻き終わりの生地は生地とウインナーの間に挟み、しっかり指で押さえてとめます。
巻き終わりを底にして生地を置いた様子

Photo by Uli

巻きはじめと巻き終わりを底にします。

8.天板に並べて最終発酵させる

生地をオーブンの天板にのせて発酵させる様子

Photo by Uli

クッキングシートを敷いた天板に生地を並べ。ひとまわり大きく膨らむまで最終発酵させます。オーブンのスチーム発酵機能があれば、35℃で25~30分ほど発酵させます。スチーム機能がなければかたく絞った濡れ布巾をかけてオーブン内で発酵させ、オーブンに発酵機能自体がなければ室温でゆっくり発酵させます。

9.オーブンを予熱してトッピングをする

生地の表面にハサミで切り込みを入れる様子

Photo by Uli

オーブンを190℃に予熱開始します。お好みで表面に溶き卵(分量外)を薄く塗り、ハサミで浅い切り込みを入れます。トッピングしない場合は省略します。 ※予熱完了までに時間がかかるオーブンをお使いの場合は、最終発酵の途中で生地を取り出し、早めに予熱を開始してください。
切り込みにケチャップ、マヨネーズ、パセリをトッピングした様子

Photo by Uli

お好みでケチャップ(分量外)やマヨネーズ(分量外)、パセリ(分量外)などをトッピングします。

10.オーブンで焼く

オーブンでウインナーパンを焼く様子

Photo by Uli

190℃に予熱したオーブンで12~15分焼いて完成です。

巻かなくてもOK!ウインナーパンのアレンジ2選

1. パクッと。ひと口ウインナーパン

Photo by Uli

ベンチタイム後の生地をウインナソーセージの長さに合わせて伸ばし、ウインナーソーセージを生地の中心に横置きします。上下の生地を折りたたんでウインナーソーセージを包み、とじめを指でつまんでなじませ、台の上でころがして棒状にととのえましょう。

包丁で長さ3等分に切って最終発酵させ、溶き卵を塗ってお好みでトッピングをし、190℃に予熱したオーブンで10分ほど焼きます。小ぶりで食べやすいのが魅力の成形です。

編集部のおすすめ