目次
栄養がないは嘘!えのきに含まれる栄養
えのきの栄養
- 糖質の代謝にかかわる「ビタミンB1」
- 脂質の代謝にかかわる「ビタミンB2」
- カルシウムの吸収を促す「ビタミンD」
- リラックス作用をもつ「GABA(γ-アミノ酪酸)」
- さまざまな生体反応をサポートする「ナイアシン」
- 免疫強化にかかわる「食物繊維(β-グルカン)」
- 塩分の摂り過ぎを調整する「カリウム」
糖質の代謝にかかわる「ビタミンB1」
糖質をエネルギーに変える代謝過程で、補酵素としてはたらくビタミンB1。えのきだけ100gあたりに含まれるビタミンB1は0.24mgです。
不足すると、エネルギーの代謝がうまく回らなくなるので、疲労感・倦怠感をおぼえやすくなります。(※1,2)
不足すると、エネルギーの代謝がうまく回らなくなるので、疲労感・倦怠感をおぼえやすくなります。(※1,2)
脂質代謝にかかわる「ビタミンB2」
ビタミンB2はエネルギー産生の補酵素としてはたらきますが、特に脂質代謝にかかわっています。えのきだけ100gあたりに含まれるビタミンB2は0.17mgです。
ビタミンB2は、脂質を多く摂る人やエネルギー消費量が多い人に特に重要な栄養素。また、皮膚や粘膜、髪などの細胞の再生にも関与していますよ。(※1,3)
ビタミンB2は、脂質を多く摂る人やエネルギー消費量が多い人に特に重要な栄養素。また、皮膚や粘膜、髪などの細胞の再生にも関与していますよ。(※1,3)
カルシウムの吸収を促す「ビタミンD」
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の成長にかかわる脂溶性ビタミン。えのきだけ100gあたりに含まれるビタミンDは0.9µgです。
ビタミンDは健康な骨の維持に重要であるほか、免疫機能の向上にも役立ちます。(※1,4)
ビタミンDは健康な骨の維持に重要であるほか、免疫機能の向上にも役立ちます。(※1,4)
リラックス作用をもつGABA(γ-アミノ酪酸)
ストレスには「交感神経」と「副交感神経」が関与しており、交感神経が活発化していると興奮状態に、副交感神経が活発化しているとリラックス状態になります。GABAは副交感神経を活発化させる神経伝達物質のひとつで、えのきだけにも含まれている成分です。
GABAにはリラックスやストレス緩和の作用のほか、高めの血圧を正常の値に戻すはたらきも明らかになっています。(※5,6)
GABAにはリラックスやストレス緩和の作用のほか、高めの血圧を正常の値に戻すはたらきも明らかになっています。(※5,6)
さまざまな生体反応をサポートする「ナイアシン」
エネルギー代謝や糖質・タンパク質・脂質の代謝にかかわるナイアシン。えのきだけ100gあたりに含まれるナイアシンは7.4mgです。
全身の500種以上もの酵素を助ける補酵素としてはたらいていて、さまざまな生体反応に関与しているビタミンです。(※1,7)
全身の500種以上もの酵素を助ける補酵素としてはたらいていて、さまざまな生体反応に関与しているビタミンです。(※1,7)
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