栄養を流さない!えのきだけの効果的な食べ方

えのきだけの食べ方

  1. 根本は切り落とし過ぎない
  2. 煮汁ごと食べる
  3. 冷凍して「えのき氷」にする
  4. 油と組み合わせる

根本は切り落とし過ぎない

えのきだけはおがくずのところ以外は食べることができます。根本も穂先と同様に栄養があるため、切り落とし過ぎないようにしましょう。食べられる部分は残し、ほぐして食べるのもよいですし、そのままマヨネーズやチーズをのせて焼くのもおいしいですよ。

煮汁ごと食べる

えのきだけに含まれるビタミンB1、B2、カリウムは水溶性の栄養素。水に溶けやすい性質のため、洗ったりゆでたりすると水と一緒に流出しやすいです。そのため、えのきだけはみそ汁や炊き込みごはんなど、煮汁ごと食べられる料理にするのがおすすめですよ。(※1,5,6,11)

冷凍して「えのき氷」にする

えのきだけをペースト状にして冷凍する「えのき氷」。えのきだけのペーストを約1時間煮込んで、製氷皿で凍らせて作るのが一般的です。えのきだけの細胞壁をペーストにして壊し、加熱によって栄養成分を抽出し、凍らせることでより摂取しやすくなります。

使い方は、調味料のように料理にプラスするだけ。えのきだけのうまみでおいしく仕上がりますよ。えのき氷一日3個あたり、生のえのきだけにして約50gが摂れるとされています。(※20)

油と組み合わせる

えのきだけに含まれる脂溶性のビタミンDは、油と一緒に摂ることで吸収が高まります。油で炒めたり、揚げたりする調理法がおすすめです。

また、ビタミンDはカルシウムの吸収を促すはたらきがあります。そのため、えのきだけとカルシウムが豊富な食品を組み合わせ、油で調理すると効率よく栄養を摂ることができますよ。(※1,7,21)

【Q&A】えのきだけの瓶詰め(なめたけ)にも栄養はある?

A:なめたけのカリウムやビタミンDはえのきだけよりも少ないですが、ほかの栄養素は同等に残っていますよ。

ただし調味料で味つけされているため、カロリーや糖質量、塩分が高くなる点に注意が必要です。(※1,22)
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