目次
さまざまな生体反応をサポートする「ナイアシン」
エネルギー代謝や糖質・たんぱく質・脂質の代謝にかかわるナイアシン。えのきだけ100gあたりに含まれるナイアシンは7.4mgです。
全身の500種以上もの酵素を助ける補酵素としてはたらいており、さまざまな生体反応に関与しているビタミンですよ。(※1,7)
全身の500種以上もの酵素を助ける補酵素としてはたらいており、さまざまな生体反応に関与しているビタミンですよ。(※1,7)
免疫強化に役立つ「食物繊維(β-グルカン)」
きのこ類に多く含まれるβ-グルカンは、食物繊維の一種で、えのきだけにも含まれています。β-グルカンには免疫機能にかかわる細胞や物質を活性化させ、免疫力を高めるはたらきがありますよ。
また、えのきだけ100gあたりには不溶性食物繊維が3.5g含まれています。不溶性食物繊維は、便のかさ増しにより腸のはたらきを促し、便秘対策も期待できますよ。(※6,8,9,10)
また、えのきだけ100gあたりには不溶性食物繊維が3.5g含まれています。不溶性食物繊維は、便のかさ増しにより腸のはたらきを促し、便秘対策も期待できますよ。(※6,8,9,10)
塩分の摂り過ぎを調整する「カリウム」
ミネラルの一種で、ナトリウムと相互作用し細胞の浸透圧を維持するはたらきをもつカリウム。えのきだけ100gあたりに含まれるカリウムは340mgです。
カリウムは塩分(ナトリウム)の排出を促す作用があります。塩分の摂取量が気になるときはカリウムを豊富に含む食品を意識して摂りましょう。(※1,11)
カリウムは塩分(ナトリウム)の排出を促す作用があります。塩分の摂取量が気になるときはカリウムを豊富に含む食品を意識して摂りましょう。(※1,11)
貧血対策になる「鉄」
えのきだけに含まれている鉄は、100gあたり1.1mgです。
鉄は日本人が不足しやすい栄養成分のひとつです。不足すると貧血になり、体が重い、息切れ、顔色が悪い、疲れやすいといった症状があらわれます。意識して摂りたいときに、えのきだけで簡単に摂取できるといいですね。(※1,12)
鉄は日本人が不足しやすい栄養成分のひとつです。不足すると貧血になり、体が重い、息切れ、顔色が悪い、疲れやすいといった症状があらわれます。意識して摂りたいときに、えのきだけで簡単に摂取できるといいですね。(※1,12)
えのきだけの栄養価は高い?ほかのきのこと比べると
カロリー | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンD | ナイアシン | 食物繊維 | カリウム | 鉄 | |
えのきだけ | 34kcal | 0.24mg | 0.17mg | 0.9μg | 7.4mg | 3.9g | 340mg | 1.1mg |
しいたけ | 25kcal | 0.13mg | 0.21mg | 0.3μg | 4.0mg | 4.9g | 290mg | 0.4mg |
エリンギ | 31kcal | 0.11mg | 0.22mg | 1.2μg | 6.7mg | 3.4g | 340mg | 0.3mg |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ぶなしめじ | 26kcal | 0.15mg | 0.17mg | 0.5μg | 6.4mg | 3.0g | 370mg | 0.5mg |
まいたけ | 22kcal | 0.09mg | 0.19mg | 4.9μg | 5.4mg | 3.5g | 230mg | 0.2mg |
(※100gあたりで比較しています)
えのきだけの栄養価をほかのきのこと比べると、ビタミンB1、ナイアシン、鉄はえのきだけがもっとも多いことが分かります。ほかの栄養素も比較して少ないことはなく、えのきだけはさまざまな栄養素をバランスよく摂り入れられる嬉しい食材といえるでしょう。
栄養を流さない!えのきだけの効果的な食べ方
えのきだけの食べ方
- 根本は切り落とし過ぎない
- 煮汁ごと食べる
- えのき氷にする
- 油と組み合わせる
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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