ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

きのこの栄養と効果効能

食物繊維

きのこには、「食物繊維」が多く含まれています。100gあたりの含有量は、しめじが3.0g、エリンギが3.4g、まいたけが3.5gです。

食物繊維は不溶性・水溶性の2種類に分けられますが、きのこには不溶性食物繊維が豊富。不溶性食物繊維は、便量を増やして大腸を刺激し、排便を助ける作用があります。(※1,2)

β-グルカン

きのこには、食物繊維の一種である「β-グルカン」が多く含まれています。100gあたりの含有量は、しめじが1.8g、エリンギが1.9g、まいたけが2.3gです。

β-グルカンは腸内の免疫細胞に作用し、免疫機能をサポートするはたらきがあります。花粉症をはじめとする、アレルギー症状を抑えることが期待されています。β-グルカンが含まれる食品は限られており、きのこ以外では大麦に豊富です。(※3)

カリウム

きのこには、細胞内液の浸透圧を調整する「カリウム」が多く含まれています。100gあたりの含有量は、しめじが370mg、エリンギが340mg、まいたけが230mgです。

カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があります。塩分の摂り過ぎが気になるときは、きのこ料理を摂るのがおすすめです。(※1,4)

ビタミンB1

きのこには、糖質のエネルギー代謝に関わる「ビタミンB1」が多く含まれています。100gあたりの含有量は、しめじが0.15mg、エリンギが0.11mg、まいたけが0.09mgです。

ビタミンB1は糖質を多く摂ると、必要量が増します。チャーハンやオムライスなど、糖質が多い料理を摂るときは、きのこを具材にしてビタミンB1を補いましょう。(※1,5)

ビタミンD

きのこには、カルシウムの吸収を促す作用がある「ビタミンD」が多く含まれています。100gあたりの含有量は、しめじが0.5µg、エリンギが1.2µg、まいたけが4.9µgです。

ビタミンDは油に溶けやすい性質があるため、脂質が豊富な食品のほうが効率よく吸収されます。きのこは脂質の含有量が少ないため、油を使って調理するのがおすすめです。(※1,6)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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