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ウォッカ・トニックに似たカクテル
ウォッカ・トニックはジン・トニックのベースをかえたものだと紹介しました。ウォッカはそもそも世界4大スピリッツのひとつ。世界4大スピリッツとは、ジン、ウォッカ、テキーラ、ラムです。
それぞれ蒸留酒ですが、ジンは大麦、じゃがいも、ライ麦を原料とするスピリッツで、ウォッカもこれと同じ原料から作られます。ただ製法に少し違いがあり、原酒を白樺の炭でろ過するのがウォッカ。ジンよりもクセが少ないのが特徴です。
テキーラは歴史が浅いスピリッツで、竜舌蘭というサボテンに似た植物を原料としています。最後のラムは、サトウキビを原料とするスピリッツ。そのためかなり甘く、カラメルのような味がします。
それぞれにジン・トニック、ウォッカ・トニック、テキーラ・トニック、ラム・トニックというトニックウォーターと混ぜて作るカクテルがあります。テキーラ・トニックは「テコニック」とも呼ばれます。
炭酸水をジンジャーエールにすると?
ウォッカ・トニックのトニックウォーターをジンジャーエールに変えるとモスコミュールというカクテルになります。甘くて飲みやすいカクテルで女性に人気ですよね。
名前の由来は「モスクワのラバ(モスコー・ミュール)」で、ラバに蹴飛ばされるように効いてくるという意味。強いウォッカを使っているカクテルなのでそう名付けられました。
モスコミュールのベースをウォッカからジンにすると「ドラゴンフライ」というカクテルになります。
スッキリ爽快なカクテルはいかが?
ロシアを中心とした東欧諸国で飲まれる強いスピリッツ、ウォッカを使ったカクテルを紹介しました。ウォッカはそのままだと40度以上のアルコール度数でかなりきついですが、クセが少ないためカクテルのベースとしてよく使われます。
カクテルであればアルコール度数も低くなるので飲みやすくなるんです。ウォッカ・トニックもそのひとつ。トニックウォーターで割るだけの、もっともシンプルなカクテルです。トニックウォーターをジンジャーエールに変えてモスコミュールにしたり、いろんなカクテルも楽しんでみてください。
▼その他、ウォッカを使ったカクテルはこちら
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