ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

すだちはどうやって保存する?

Photo by 稲吉永恵

すだちは小ぶりで青々とした見た目とさわやかな風味が特徴。皮がやわらかくまるごと食べられるため、皮ごとスライスして料理に利用できるのが大きな魅力です。

ただ、すだちは常温保存すると3日ほどで黄色くなり酸味や風味が落ちてしまいます。野菜ソムリエが紹介する適切な保存方法を知って、長くおいしさをキープしましょう!

すだちの保存方法

保存方法メリットデメリット手軽さ
丸ごと冷凍皮が青くきれいなまま長期保存可能完全解凍するとやわらかくなり使いにくい☆☆☆
カットして冷凍長期保存可能
少しずつ使うのに便利
断面から乾燥しやすい
完全解凍するとやわらかくなり使いにくい
丸ごと冷蔵使いやすい風味が落ちやすい☆☆

すだちの冷凍方法

すだちの丸ごと冷凍方法

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皮までおいしくいただけるすだちは、丸ごと冷凍保存ができます。長期保存が可能で、皮も青くきれいなままなのでおすすめですよ。丸ごとの冷凍保存方法はこちらを参考にしてください。

1. すだちを洗う。(写真1)
2. クッキングペーパーでしっかり水気を取る。(写真2)
3. フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて保存する。(写真3)

丸ごと冷凍したすだちの解凍方法

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丸ごと冷凍保存したすだちは、皮をすりおろしたり、薄くスライスしたりして使用することができます。すりおろす場合は、凍った状態でおこないましょう。スライスする場合は、冷凍庫から出して常温に10分ほどおいてから切ると作業しやすいですよ。

カットしたすだちの冷凍方法

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主に果汁を使いたい場合は、カットして冷凍するのがおすすめ。半分や1/4などお好みのサイズにカットしましょう。半分にカットする場合は、縦ではなく、横に切ってくださいね。果汁がたっぷり搾れますよ。

1. すだちを洗って水気を拭き取り、横半分にカットする。(写真1)
2. 切り口を下にして、ラップにおく。(写真2)
3. 切り口が、ラップにぴったり付くように包む。(写真3)
4. フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて冷凍する。(写真4)

カットして冷凍したすだちの解凍方法

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カットしたすだちは、使う分だけ取り出し、常温におきます。5分ほどで、果汁を搾れるくらいにやわらかくなりますので、焼き魚や刺身に添えたり搾ってポン酢やドレッシングを作ったりして使いましょう。凍ったまま焼酎やソーダ水に入れて楽しんでもいいですね。

すだちは冷凍したものを解凍してから使うと、果汁が搾りやすいのでおすすめ。搾り汁を保存するよりも風味が損なわれず、すだちの香りを楽しめますよ。

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