ライター : suncatch

食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル/薬膳コーディネーター

濃厚!羊羹の基本レシピ

Photo by suncatch

濃厚な甘味とねっとりとした食感が魅力の「練り羊羹」を作りましょう。市販のこしあんを使う、簡単レシピです。 ポイントは「寒天をしっかりと煮溶かす」「鍋底をなぞってまんべんなく混ぜる」の2点!マスターすれば、手作りならではのアレンジも自在です。

材料(7cm×15cm型 1本分)

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作り方

1.砂糖と寒天を煮溶かす

砂糖と寒天を煮溶かしている様子

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お鍋に水・砂糖・粉寒天を入れて混ぜ、中火にかけます。
s砂糖と寒天を煮溶かしている様子

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混ぜながら煮溶かします。沸騰後1分から2分煮ることで寒天が溶けるので、しっかりと煮溶かしましょう。

2.あんを加えて煮詰める

あんを煮詰めている様子

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火を弱めてあんを加え、木べらでよく混ぜ溶かします。
混ぜ煮詰めている様子

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再度中火にして混ぜながら煮ます。フツフツと泡が出始めれば弱火にして混ぜ続けます。焦げないよう、常に鍋底をまんべんなくなぞって混ぜましょう。
煮詰め終えたあんこ

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木べらで鍋底をなぞり、あんがゆっくり戻るぐらいの固さになれば火を止めます。

3.冷まし固める

容器に入ったようかんの素

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水でさっと濡らした容器に、羊羹液を流し入れます。粗熱がとれれば、ラップをかけ冷蔵庫で1時間冷やします。
カットされたようかん

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容器から逆さまに羊羹を取り出します。取り出しにくい場合は、水で濡らしたナイフを羊羹の淵に差し入れてなぞります。切り分けて盛り付ければ完成です。

作るときのポイント

あんこの選び方

練り羊羹は、基本的こしあんを使います。市販されている小豆のつぶが入った「小倉羊羹」は、こしあんの羊羹に甘く煮た小豆を混ぜ込んだものです。 小倉羊羹とは、食感が変わってしまいますが、もちろん粒あんでも羊羹を作ることはできます。粒あん派の方は、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか?

寒天の選び方

寒天は、手軽な粉寒天のほか、糸寒天や棒寒天(各寒天)でも作れます。どちらも水洗いし、適当な大きさに手でちぎります。 たっぷりの水に浸けてもみ洗いし、30分ほど吸水させます。軽く水気を絞って手でちぎり、分量の水と一緒にお鍋で煮溶かします。溶ければ砂糖を加えましょう。

羊羹の人気アレンジ3選

1. ラム香るチョコ羊羹

こしあんにビターチョコとラム酒を混ぜ込んだ洋風羊羹は、コーヒーやお酒ともよく合うちょっと大人の味。底にちりばめたレーズンが味のアクセントです。

常温で持ち歩きでき日持ちするので、手土産にもぴったり。ナッツやドライフルーツでアレンジが楽しめそうです。ラム酒なしで、お茶で風味づけするのもGOOD。

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