ライター : migicco

寒天で作る。なめらか水ようかん

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水ようかんは、水の量が多くあんこが少ないことが特徴です。普通のようかんより、すっきりとした食べ心地。ふるふるとしたなめらかで、やわらかい食感を楽しめますよ。市販のこしあんを活用すれば、手軽に作れるため、ぜひトライしてみてくださいね。

材料(4人分)

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※粉寒天は1回分ずつ小分けになっているタイプを使うと便利です。

※こしあんは缶詰やパウチで売られている市販のものを使いましょう。そのまま味見して、甘さがしっかりしていれば砂糖を半分に減らします。

※冷やし固める容器は深めのバットや保存容器など、家にあるものを使いましょう。レシピでは容量850ccのプラスチック製容器を使用します。

水ようかんの作り方

1.寒天と砂糖を溶かす

鍋で寒天と砂糖を溶かす様子

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鍋に水と寒天を入れて中火にかけ、ふつふつと沸いてきたら弱火にしてかき混ぜます。寒天が溶けたら砂糖と塩を加え、さらに混ぜます。

2.こしあんを入れる

鍋にこしあんを溶かす様子

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砂糖が溶けたらこしあんを入れて、しっかり混ぜます。よく混ぜ合わせることで、なめらかな仕上がりになります。

3.混ぜながら冷やす

鍋を氷水で冷やしながら混ぜる様子

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こしあんが溶けたら鍋を火からおろし、氷水入りのボウルにつけて冷やしながら混ぜます。水が鍋に入らないように注意しましょう。

4.容器に入れて固める

保存容器に水ようかんを入れる様子

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液の粗熱がとれたら保存容器に流し入れ、蓋をして冷蔵庫で2〜3時間冷やして固めます。

5.切り分ける

保存容器に入っている水ようかんを切り分ける様子

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水ようかんが固まったらナイフで切れ目を入れ、容器から取り出して完成です。

水ようかんの分離を防ぐコツ

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水ようかんを作る際に、寒天液の中であんこが沈殿してしまい、2層になってしまうことがあります。全体をきれいなあんこ色に仕上げたいですよね。

あんこの沈殿を防ぐには、寒天液を冷ます際に、かき混ぜておくことが大切です。こうすることで、あんこが沈殿せず寒天液の全体に行き渡ります。

寒天液がある程度冷めるまで、しゃもじや泡立て器などでかき混ぜながら冷やしてから、型に流しましょう。

水ようかんをアレンジするなら?

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あんこの種類でアレンジ

基本のレシピではこしあんを使いましたが、つぶあんや練りあんなど、ほかの種類のあんこでもおいしく作れます。

つぶあんは小豆の皮の食感を楽しめて、練りあんはなめらかな食感と甘さを味わえます。小豆以外の豆で作られたあんこを使っても面白いですね。

あんこの種類によって甘さが違うので、砂糖の量は調節しましょう。あんこをしっかりと寒天液に溶かすのが、なめらかに作るポイントですよ。

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