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ブリーチーズとはどんなチーズ?
ブリーチーズとは、フランスのブリー地方を主産地とする、白かびタイプのナチュラルチーズです。見た目はカマンベールチーズと似ていますが、一番の違いはそのサイズ。直径が約37cmほど、重さは3kg近くもある大型チーズながら、厚さは3cmほどしかありません。
ブリー地方の村や町の名を冠したものが多く、なかでも代表的な「ブリー・ド・モー」と、「ブリー・ド・ムラン」が有名です。このふたつはA.O.P(EU原産地名称保護)を取得しているため、ほかの地域産でそれらの名を称することはできません。
ブリー地方の村や町の名を冠したものが多く、なかでも代表的な「ブリー・ド・モー」と、「ブリー・ド・ムラン」が有名です。このふたつはA.O.P(EU原産地名称保護)を取得しているため、ほかの地域産でそれらの名を称することはできません。
ブリーチーズの歴史と味の特徴
ブリーチーズの発祥と産地
ブリーはパリの東に位置する地方で、そこで1000年以上もまえに生まれた、白かびタイプでは最古のチーズとされています。この製法がカマンベール村に伝わり、現在のカマンベールチーズができたという説が有力です。
また、8世紀のシャルルマーニュ大帝が絶賛したという説、フランス革命後に逃亡したルイ16世の好物だったという説。1810年代のウィーン会議でチーズの王様と称賛された説など、逸話やエピソードは枚挙にいとまがありません。
ブリー・ド・モーを含む2種類のチーズの伝統的製法以外に、そのほかの地域や国では、工場で大量生産しています。そのなかでも、オーストラリア産のブリーチーズがとくに有名です。
また、8世紀のシャルルマーニュ大帝が絶賛したという説、フランス革命後に逃亡したルイ16世の好物だったという説。1810年代のウィーン会議でチーズの王様と称賛された説など、逸話やエピソードは枚挙にいとまがありません。
ブリー・ド・モーを含む2種類のチーズの伝統的製法以外に、そのほかの地域や国では、工場で大量生産しています。そのなかでも、オーストラリア産のブリーチーズがとくに有名です。
ブリーチーズの味わいと食感
すでに紹介した、2種類の伝統的な手作りAOPブリーチーズは、個性的で奥の深い味わい。それに対して、オーストラリア産はクリーミーでマイルドな味わいが特徴です。
熟成が浅いうちはもっちりした口当たりながら、熟成が進むほどにとろりとした食感に変化。チーズ好きならフランスのAOPブリーチーズを、初心者には食べやすいオーストラリア産をおすすめします。
熟成が浅いうちはもっちりした口当たりながら、熟成が進むほどにとろりとした食感に変化。チーズ好きならフランスのAOPブリーチーズを、初心者には食べやすいオーストラリア産をおすすめします。
ブリーチーズのおいしい食べ方
ワインのお供にそのまま食べる
ナッツのような香ばしい風味、ミルキーでとろけるような口当たりと甘味で、そのまま食べてもおいしいブリーチーズ。それに合わせるお酒といえば、やはりワインがもっとも適しています。渋味の少ないボルドーの赤ワインや、フルーティーなブルゴーニュの赤ワインなどがおすすめです。
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