ライター : mau_naka

調理師 / 漢方コーディネーター / 発酵食品マイスター

ブリーチーズの濃厚なおいしさにうっとり

ブリーチーズは、もちっとした食感とマイルドな味わいが特徴の白カビチーズの一種です。表面に植え付けられた白カビを使って熟成させていくチーズは、クセがなく濃厚で食べやすいのが特徴です。特に初心者でも食べやすいチーズとして人気があるんですよ。

ブリーチーズの発祥

千年以上前にフランスのブリー地方で生まれ、現在でも作り続けられているブリーチーズ。「チーズの王様」とも称され、フランスを代表する白カビチーズなんですよ。日本での白カビチーズは「カマンベールチーズ」が有名ですが、これもブリーチーズから派生して生まれたチーズなのです。

ブリーチーズの特徴

味わいと食感

クリーミーでマイルド、クセがないのに濃厚な味わいが人気です。また、熟成するタイプのチーズなので、刻々と変わる風味が楽しめますよ。熟成が進むほど内側はとろけていき、ねっとりとした食感と同時に、気品ある上質な香りが楽しめるようになります。

栄養とカロリー

ブリーチーズ100gあたりのカロリーは357キロカロリーと、カマンベールチーズよりはわずかに高く、クリームチーズよりはやや低めです。たんぱく質は14.29gとチーズの中では低め、脂質は32.14gと平均的な値となっています。

カマンベールチーズとの違い

カマンベールチーズは1790年、ブリーチーズの製法がフランス北西部カマンベール村に伝わったことで生まれたとされています。製法はほぼ同じなのですが、その大きさには違いがあります。日本でもよく見られるカマンベールは約10cmくらいの大きさですが、ブリーチーズは約35cmと3倍以上あります。

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