ねぎ

うどんの薬味といえば、やはりねぎは必須ですね。ねぎには、あさつきや万能ねぎなどの小ねぎと、白ねぎとも呼ばれる太い長ねぎがあります。

太い長ねぎの場合は、水をためたボールに刻んだねぎを浸して、ある程度さらすと辛味が抑えられマイルドに。いやいや、長ねぎは辛いのが良いという人は、そのまま使ってください。輪切りや斜め切り、焼きねぎにするなど、切り方や使い方はお好みでどうぞ。

しょうがすりおろし

しょうがも、うどんやそうめんに人気のある薬味です。ちょっと辛くてさわやかな風味は、しょうゆとの相性抜群なので、うどんのつゆに馴染んでおいしくなります。

食欲がなくなる暑い夏場はとくに、さっぱり感と辛みの相乗作用で、食欲を増進させてくれる効果が。ほとんどの場合、すりおろしてつゆに入れたり、うどんに絡めたりして使います。細かく刻んで、歯ごたえを楽しむのも良いですね。

大根おろし

大根にはいろんな種類があって、一般的に出回るものは青首大根と呼ばれるものです。冬が旬で寒くなるほどに甘味が増します。そんな大根のすりおろしをつゆに入れると、まろやかな大根の風味を楽しめるのが魅力。

一方で大根は夏に辛くなり、なかでも辛味大根という品種は、強い辛さが持ち味です。とくにそば通は、鮮烈な辛味の大根おろしを好む傾向が。甘い大根おろしが良いか、辛いのが良いかは、好みによって分かれます。

わさび

わさびもそばと同じく、ざるうどんのつゆになくてはならない薬味。鼻にツンと抜ける独特の辛さが、麺類によく合うと定評があります。

おうちでは、手軽なチューブ入りの練りわさびで十分ですが、入手できるものなら生わさびもおすすめ。普段よく使っている練りわさびとは、ひと味もふた味も違う香りと風味、上品な辛さを堪能できるはずです。

ごま

ごまは香りと味、使い勝手ともに、三拍子そろっていて、子どもからお年寄りまで、年代を問わず楽しめる薬味のひとつです。ごまにはいくつかの種類がありますが、白ごまや金ごまがおすすめ。

いりごまをそのまま使うのも良いですが、ごまの風味を楽しむなら、すりごまにすると良いですよ。すり鉢がなければ、いりごまをフリーザーバッグに入れ、上からめん棒を転がしてつぶせば簡単に作れます。

おうちでざるうどんを満喫しよう

うどんは手軽でおいしく、比較的リーズナブルな食べ物です。季節に合わせて温かくしたり、冷たくしたりしても楽しめ、アレンジが豊富なところも人気の秘密。この記事では、うどんのゆで方やだしの取り方、つけつゆの作り方などを紹介しました。

さすがにおうちで材料を用意して、だしを取るのはむずかしいかもしれません。しかしうどんのゆで方さえマスターすれば、あとは市販のめんつゆで間に合うはず。機会があれば、好みの薬味でおいしいざるうどんを食べてみてください。

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