ライター : とも

子育てフードライター

レンジで熱燗を作って、お家吞みを充実♪

日本酒を温めて飲むことを「燗酒(かんざけ)」といい、温度によって呼び名が異なります。「熱燗(あつかん)」はそのひとつで、50℃程度に温めた日本酒を指します。

「燗」にはほかにも40℃程度の「ぬる燗」55℃ほどの「飛びきり燗」などがあり、温度によって日本酒の味や香りが変わります。

熱燗は、徳利の口から少し湯気がでて、徳利を手で触ると少し熱く感じる程度です。熱燗は本醸造酒や普通酒が適しており、熱燗にするとキレが際立つお酒を楽しめます。

レンジを使う熱燗の基本の作り方

180mlの日本酒をレンジで温める方法をご紹介します。はじめに、徳利がレンジ対応かを確認しましょう。

加熱時間の目安は、電子レンジ500Wで50~60秒。徳利の大きさや厚み、元々のお酒の温度などによって異なるため、この時間を目安に調整すると良いです。

加熱後の徳利は熱くなっているため、やけどに気を付けて取り出してくださいね。

技あり!レンジ熱燗のおいしい作り方2選

1. 20秒ごとに取り出す

より自分好みの温度に調節したい場合は、20秒ごとに徳利を取り出すのがおすすめです。

180mlの日本酒を電子レンジ500Wで加熱します。一度目の加熱で約35℃に温まりますよ。次に、徳利を取り出して徳利を軽く振るか、マドラーでかき混ぜて温度を均一にしましょう。温度を確認したら、再度20秒加熱して同様に。

ちょうど良い温度になるまで加熱したらできあがりです。なお、加熱する際に徳利の口をラップで覆うと、香りが飛びにくいですよ。

2. 高めの温度設定にして冷ます

熱めに温め、好みの温度に冷ましてから飲む方法もあります。先ほどご紹介した方法で55℃程度まで加熱しましょう。

その後、水を張った容器に徳利を浸けて軽くかき混ぜます。20~30秒経つと温度が下がるので、確認してくださいね。

レンジで加熱すると、日本酒が急激に熱くなったりアルコール分をより強く感じたりすることが。温度を下げると味が落ち着き、かき混ぜると温度ムラをなくせます。よりこだわるのであればこの方法がおすすめですよ。

レンジでおいしい熱燗を作るコツ

冷蔵・常温保存で加熱時間を調節!

電子レンジで熱燗を作る際は、保存状態によって加熱時間を変えましょう。常温保存の場合、加熱時間の目安は500Wで50~60秒程度。冷蔵保存している日本酒は、電子レンジ500Wで90秒を目安に加熱しましょう。

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