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ホワイトテキーラで作るマタドール
マタドールの本来の意味は闘牛士のことです。こちらのカクテルはスペインの闘牛士が戦う情熱的なイメージで、アルコール度数は約13~15%とやや濃く、その名前にピッタリです。
マタドールは、テキーラをベースに、パイナップルジュースの甘味とライムジュースのほどよい酸味のバランスが絶妙な薄い黄色のロングカクテルですので女性でも飲みやすいんですよ!
マタドールってどんな味?
アルコール度数は高めなのですが、パイナップルの甘みがメインになっているためすっきりとした飲みやすいカクテルで、食前酒・食中・食後どのタイミングても楽しめます。
ベースに使うテキーラはアルコール度数が40度と高いためお酒としての飲みごたえもありますが、ライムの酸味とパイナップルの甘みで口当たりがよく、ついつい飲み過ぎてしまうこともあります。
マタドールに使うテキーラの種類
テキーラには大きく分けてふたつの種類があります。ひとつは熟成を全くしないか、もしくは短期間だけ熟成させた「ホワイトテキーラ」、もうひとつは熟成をさせた「ゴールドテキーラ」です。ホワイトテキーラは別名シルバーとも呼ばれ透明ですが、ゴールドテキーラは熟成するので、褐色をしています。
ホワイトテキーラ
マタドールのレシピでは、ホワイトテキーラを使うことがほとんどです。ホワイトテキーラは原料のアガベ・アスール・テキラーナを圧搾・発酵した後2回の蒸留を行ったものです。この時点でアルコール度数は50~55%にもなります。
ホワイトテキーラは熟成しない分原料のアガペの香りを強く感じることができ、「これぞテキーラ!」というシャープな味わいです。また、カクテルにしたときにパイナップルジュースの色合いがそのまま残り、きれいなイエローに仕上がります。
ゴールドテキーラ
蒸留後熟成したものはゴールドテキーラと呼ばれます。さらに樽で2ヶ月から1年未満熟成させたものが、「レポサド」、1年以上熟成させたものは「アネホ」、3年以上で「エクストラアネホ」と、ゴールドテキーラの中でも種類が分かれています。熟成期間が長いほど、褐色が濃くなり、味わいになめらかさやマイルドさが加わります。
マタドールはゴールドテキーラを使って作ることもありますが、ホワイトテキーラよりもまろやかでコクのある味わいになり、カクテルの色も褐色系に仕上がります。
家でマタドールを作ってみよう♪
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