臭みを消す方法

まず大切なのは、血合いや身についている汚れをしっかりと水で洗い流すことです。そして洗った後は、水気をしっかり拭き取りましょう。   次に、すぐにさばいて処理すること。腹ワタを抜いたり、開いたり、三枚におろしたりした後は、海水より少し濃い目の塩水に30秒ほど浸けると臭みが消せますよ。その後キッチンペーパーなどで水気をふき取って、早めに調理しましょう。 すぐに料理しない場合は、ラップで切り身ごとに1枚づつ包んで冷凍しておくのが、新鮮さを保つヒケツです。

鯵のおすすめの食べ方

鮮度のいい鯵をおいしく食べるのは、刺身が一番!鯵のたたきやなめろう、カルパッチョなど生で味わうのが脂ののった鯵の甘みや歯ごたえを感じられるのでおすすめです。ネギやショウガ、大葉などの薬味をたっぷり添えていただきましょう。もちろん寿司ネタにしてもおいしいですよ。またシンプルな塩焼きも、鯵の旨味がダイレクトに味わえます。 小ぶりのものや豆鯵は腹を出して丸ごと唐揚げがおすすめ。野菜と合わせて南蛮漬けやエスカベッシュにすれば、骨までいただけて日持ちもします。 鯵は青魚の一種ですが、肉質は臭みやクセが少なく、料理のバリエーションも豊富です。加熱するとやや身が締まりやすいので、火を通し過ぎないように注意してください。

鯵の焼き物レシピ3選

1. 鯵の梅シソはさみ焼き

三枚におろして下味をつけた鯵に、たたいた梅と青しそをはさんでゴマをまぶします。焼いているうちに鯵の脂が染みでて、旨味がからみます。香ばしいゴマの香りと梅&青しそのさわやかな酸味は、夏のおつまみにピッタリです。

2. 真鯵のハンバーグ

鯵と他の材料をたたきながら混ぜ合わせます。小判型にまとめたら、日本酒で蒸し焼きにします。ハンバーグのソースは、フライパンに流れ出た鯵の脂にバルサミコ酢と醤油を加えます。粒マスタードを添えれば、サンガ焼きとは違った味わいの大人のハンバーグです。

3. トマトとあじのカレーソテー

スペインバル風のレシピはいかがでしょう。カレー粉をまぶして焼いた鯵はスパイシー。オリーブオイルで焼いたトマトの酸味やナスの甘みと良く絡みます。赤でも白でも、ワインにピッタリのひと皿です。

鯵の揚げ物レシピ3選

4. 鯵のフライ オレガノトマトソース添え

いつものアジフライでは物足りなくなったら、ひと手間加えてみませんか。バジルとオレガノを加えた香草パン粉をつけ、トマトソースにもハーブを効かせれば、イタリアンなアジフライの完成です。ちょっとおしゃれなブランチにおすすめです。

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