コツ・ポイント

コーヒー豆とお湯の量を守る

コーヒーは、入れたときの豆やお湯の量によって味が大きく変わります。基本的なレシピを守ることが、おいしく入れるコツです。しかし、このレシピでは味が合わないという人もいるかもしれません。

そういったときは、お好みに合わせて、豆とお湯の量を調整すれば、もう少し味を濃くしたり、薄くしたりできるので、挑戦してみてください。

お湯の温度を守る

コーヒーを入れるときは、お湯の温度が90〜96度くらいになるようにするのがポイントです。お湯の温度が低すぎると、コーヒーが上手く抽出されず味が薄い印象になります。


基本的には、沸騰したての温度くらいがベストですが、あまりにも温度が高いと逆に味が濃く出てしまうかもしれません。初めのうちは、温度計などでお湯の温度を計ってみるのもおすすめです。

コーヒー豆の選び方

コーヒー豆は鮮度や焙煎度合いを見て選びましょう。粉で購入する場合は、その場で挽いてもらえるとよいですね。いつでも新鮮でおいしいコーヒーを飲みためにも、少量ずつ購入するのがおすすめです。

コーヒー豆は鮮度が重要

コーヒー豆を選ぶときは、鮮度が重要です。同じコーヒー豆でも、鮮度が悪いと酸味が出てきたり、香りがしにくくなったりします。コーヒー豆は生鮮食品なので、空気に触れることで酸化や劣化が進んでいきます。粉に挽いてしまうと、空気に触れる面積が多くなるので、鮮度も落ちやすいです。

粉の場合は一週間以内に飲み切ってしまいましょう。鮮度をなるべく維持するのであれば、豆の状態で購入し、入れるたびに挽くとよいでしょう。

焙煎度合い

コーヒー豆は、焙煎度合いによって味が変化します。焙煎度合いを大きく分けると「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3つです。一般的には、浅煎りであれば酸味が強く、コクは少なめ。深煎りであれば、酸味が少なく、しっかりとしたコクと苦味を感じられます。中煎りは、酸味とコクや苦味のバランスが取れたコーヒー豆です。

ミルクと合わせたい場合は、コクや苦味がしっかりとした深煎りがおすすめですし、ストレートであっさりと飲みたい場合は浅煎りがおすすめですよ。

ペーパードリップ以外の入れ方

ネルドリップ

ペーパーフィルターの代わりに布製のフィルターを使用して入れる方法が、ネルドリップです。毎回洗ったり、煮沸したりとお手入れや保管方法が少しむずかしいかもしれません。

しかし、ネルドリップで入れたコーヒーはペーパーフィルターで入れたものよりも、よりトロッとした印象で、コーヒー本来のコクや風味が出やすくなっています。コーヒー豆自体のやさしいコクを楽しみたいという人におすすめです。

編集部のおすすめ