ウルメイワシの旬

ウルメイワシは一年を通して獲れますが、脂がのってとくにおいしくなる旬は、冬から春先だとされています。ウルメイワシは、3種類のなかでもっとも漁獲量が少なく、脂がマイワシの半分ほどしかない淡白な味の魚。そのため市場に流通することなく、めざしに加工されることが多いです。

カタクチイワシの旬

カタクチイワシは日本各地の沿岸で漁獲され、産地を変えてほぼ一年中獲れる魚。そのため旬という概念は少ないものの、あえて指定するなら9月~翌1月が旬です。すでに紹介したように煮干しに加工されるほか、外国ではアンチョビの材料として有名。鮮魚は刺身にしてもおいしいとされます。

スーパーで役立つ。鮮度の良いイワシの見分け方

イワシの頭が小さく見えるもの

イワシを選ぶ場合、頭が小さく見えるものを選びましょう。頭が小さく見えるということは、それだけお腹や魚体が太って身に厚みがあり、脂がのっている証拠。パッと見ただけで判断できるので、誰でもできるとても手軽な見分け方です。

目が澄んで身が硬直しているもの

鮮度を見るうえで目が澄んでいることは、どの魚にも言えることですね。さらにイワシの表面にうろこが残っていて、背が青黒く光沢があること。また魚体が硬直していて、お腹がしっかりと硬いものを選びましょう。身を持って、ぐにゃりと曲がるイワシは避けてください。

旬のイワシをおいしく食べるおすすめレシピ5選

イワシの種類と特徴、旬や選び方がわかったら、続いて旬のイワシでおいしい料理を作ってみましょう。刺身を使う生ものから焼き物、煮物、揚げ物、汁物のおすすめレシピを紹介。これだけあれば、イワシを飽きずに味わい尽くすことができますよ。

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