ライター : omio96

一生モノと始める新生活

新生活を始める人の多い春。ひとり暮らしを始めたり、結婚したり……と生活スタイルの変化に伴い、新しく買い足すものも増えますね。キッチン用品もそのひとつ。なにかと出費のかさむ新生活は、どうしてもお手頃なプチプラ商品に目がいきがちです。
低価格の商品を上手く活用するのはとっても良いアイデア。とはいえ、すべてをプチプラで揃えるのはそろそろ卒業したいという人へ。毎日使うものは、ちょっと質の良いものを揃えて心地よい生活を始めてみませんか。大事に使えば一生モノ。使えば使うほど、味が出て愛着がわきますよ。

おすすめブランド5選

1. 柳宗理

洗練された無駄のないデザインの「柳宗理(やなぎ そうり)」のキッチンアイテム。こちらのステンレスカトラリーは、シンプルながら心地よく手にフィットします。 いきなり大きめの調理器具を購入するのはハードルが高いという人は、毎日使うカトラリーから揃えてみてはいかがでしょうか。もちろん柳宗理のフライパンや片手鍋も、ずっと使える逸品として人気です。
初めて使用する前には、洗剤で良く洗いましょう。塩分や酸を含む汚れは長時間放置しないよう、使用後は早めに洗って水分をふきとります。湿気の多い場所での保管はサビの原因となってしまうので要注意。
ステンレスカトラリーを磨く際は、市販のステンレスクリーナーやクレンザーを使用し、柔らかい布で磨きます。最後はよくすすいで水分を拭き取りましょう。

2. 野田琺瑯

昭和9年の創業より琺瑯一筋の「野田琺瑯(のだほうろう)」。シンプルで飽きの来ないデザインと質の良さでたくさんの人に愛用されています。
作り置きに大活躍の保存容器は、常備菜作りをするなら大活躍間違いなし。新生活でお弁当作りを始めた人や、平日なかなか料理をする時間を取れない人におすすめです。密閉性が高くニオイ移りもしにくいと、口コミでも高い評価を得ています。
毎回特別なお手入れは不要ですが、フチの部分は鉄地が露出することがありサビのできやすい箇所です。使用後は水分をしっかり拭き取って、湿気の多い場所での保管は避けましょう。また、金属タワシや研磨剤を使用すると表面に傷がついてしまうので注意してくださいね。

3. ストウブ

高級鍋の代名詞とも言える「ストウブ」。結婚祝いや引っ越し祝いのプレゼントとしても人気ですよね。 熟練の職人により伝統製法で作られたフランス製の鋳物ホーロー鍋は、保温性・保冷性ともに抜群。ガス直火、オーブン、IH全てに対応していて使い勝手も◎。豊富なサイズ・カラー展開も人気の秘密です。
ストウブ鍋を手に入れたらまずしておきたいのがシーズニング。鍋に油を馴染ませる作業です。鍋を中性洗剤とスポンジで洗ったら、しっかり乾かします。乾いたら食用油(何でもOK)をキッチンペーパーなどを使用し、鍋肌に塗ります。弱火で3~5分程度加熱し、冷ましてから余分な油を拭き取れば完了。
焦げ付きにくいことでも有名なストウブですが、万一焦げ付いてしまった時は重曹の出番。重曹を入れてお湯を沸騰させます。しばらく沸かした後、冷ましてから水洗いするとかなりの焦げを落とすことができますよ。慌ててタワシやクレンザーで擦らないようにしてくださいね。

4. 吉田金属工業

吉田金属工業のステンレス包丁「GLOBALシリーズ」。刃だけでなく柄の部分も「オールステンレス」構造が特徴。 そのスタイリッシュなデザインと抜群の切れ味は、発売から30年以上たった現在でも世界中で愛用されています。用途に応じたそのバリエーションは、世界でなんと100種類以上も。
使用上の注意は、まな板は木製かプラスチック製を使用することと、冷凍食品やかぼちゃ、とうもろこしなどの固い食品を切ることは避けるようにしましょう。食洗機は使用不可です。 その他は普通の包丁と変わりません。使用後は中性洗剤で洗ってしっかり乾燥させましょう。
切れ味が悪くなったと感じたら、GLOBAL専用シャープナーを使えば自宅でお手入れが可能です。また、職人による有償研ぎ直しサービスもあり。定期的に利用することで良い状態をキープできます。

5. OIGEN 南部鉄器

スイッチひとつで何でもできてしまう、便利な家電があふれる現代。そんな中で、扱いのむずかしい鉄と向き合い、日本古来のモノづくりを続けている「OIGEN(オイゲン)」。使う上で手間がかかっても、その過程を愉しむことに重きをおいています。
ひとつあるだけで雰囲気がぐっと出る南部鉄器。来客時にお茶を入れるのはもちろん、さりげなく置いておくだけで趣のある和の雰囲気を演出できます。
新品の鉄急須は、まず中を温水で軽くすすいでから使用します。使用後は茶こしを洗い、内部もスポンジと温水でサッと洗います。洗剤やクレンザー、スチールタワシは厳禁。水気を拭き取り、風通しの良い所で保管しましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ