ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

ホテルオークラ風。フレンチトーストの再現レシピ

Photo by lanne_mm

世界中のVIPの舌をうならせてきた、ホテルオークラのフレンチトースト。目をつむって噛み締めたくなるような、ふわとろ食感とまろやかな甘さが特徴です。 さぞかし作るのはむずかしいのだろう……と思いきや、使用する材料はいたって普通。おいしさの秘密を紐解きながら、フレンチトーストの再現レシピをご紹介します。

材料(2人分)

Photo by lanne_mm

ふわとろ食感を再現するコツ

  1. ホテルオークラ風の食感に仕上げるには、漬け込み時間焼き方がポイント。厚切りパンの中心部まで染み込ませるため、たっぷりの卵液にひたして丸1日(24時間)おいてください。
  2. 焼くときは、バターが焦げないように弱火をキープ。じっくり時間をかけながらふたをして蒸し焼きにし、ぷっくりと膨らむように加熱するのがコツです。

作り方

1.食パンを切る

まな板の上で切られた食パン

Photo by lanne_mm

食パンの耳をナイフで取り除き、半分にカットします。

2.卵液を作る

ボウルの中で卵液を作っている様子

Photo by lanne_mm

卵と砂糖を混ぜたあと、牛乳とバニラエッセンスを加え、さらに混ぜ合わせます。

3.卵液にひたす

パンを卵液にひたしている様子

Photo by lanne_mm

食パンを卵液にひたします。片面約12時間ずつひたしてください。
卵液が染み込んだ状態のカットした食パン

Photo by lanne_mm

半日(約12時間)たったら、フライ返しを使ってやさしく裏返します。卵液が染み込んだ食パンはやわらかく崩れやすいので、扱いに注意してくださいね。 両面で丸1日、じっくりとひたしましょう。

4.フライパンでバターと油を熱する

フライパンにバターを入れた様子

Photo by lanne_mm

フライパンにバターとサラダ油を少々入れ、火を点けます。バターは焦げやすいので弱火にし、熱しすぎないようにしましょう。

5.フレンチトーストを焼く

熱したフライパンで食パンを焼いている様子

Photo by lanne_mm

卵液にひたした食パンをのせます。弱火のままふたをし、6〜7分蒸し焼きにしましょう。
フライパンの上の焼き目が付いたフレンチトースト

Photo by lanne_mm

片面が焼けたら裏返します。再びふたをして、弱火のまま6〜7分蒸し焼きにすれば完成です。

6.盛り付ける

白い皿に盛り付けたフレンチトーストとフルーツ

Photo by lanne_mm

蒸し焼きにしたフレンチトーストは時間が経つとしぼんでしまうので、できたてを味わうのがコツ。フルーツやシロップを添えれば、ホテルオークラ風の華やかでリッチな雰囲気が演出できますよ。

人気のフレンチトーストレシピ3選

1. プリンで作る!ふんわりフレンチトースト

Photo by macaroni

調理時間:15分 ※調理時間に漬け込む時間は含みません
卵・砂糖・牛乳。フレンチトーストに必要な材料って、なにかと似ている気がしませんか……?答えはプリンの材料!逆を言えば、市販のプリンを使うことで簡単にフレンチトーストが作れるんです。

プリンのカラメル部分は最初に取り分けておき、シロップのように仕上げにかけていただきましょう♪

2. レンジで即席♪ ミルクティーフレンチトースト

Photo by macaroni

調理時間:10分
定番の味に飽きてしまったら、ミルクティーを染み込ませる香り豊かなフレンチトーストがおすすめ。火を使わずレンジで作るレシピなので、忙しい朝にぴったりなんですよ。

カフェラテ、抹茶ラテ、チャイティーなど、材料を変えればいろいろなアレンジが楽しめます。

3. 切り餅でもっちり。フレンチトースト風

Photo by macaroni

調理時間:20分
一見普通のフレンチトーストのように見えますが、なんと食パンではなく「切り餅」を使っているんです!パンとはひと味もふた味も違う “もっちり食感” に、きっとハマってしまうはず。

余ったお餅の消費レシピとしても活躍してくれそうですね。

編集部のおすすめ