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茶がゆとは?
茶がゆとは、お米をお茶で炊いたおかゆのことです。お茶はほうじ茶が使われるのが一般的で、具を入れないシンプルなものから、野菜やいも、豆などを入れるものがあります。水分が多めで炊き込みすぎないので、さらっとしているのが特徴です。
奈良県や和歌山県、三重県では昔から「おかいさん」と呼ばれ、親しまれてきました。発祥は奈良県と言われ、「大和の茶がゆ」として知られています。1200年前から僧侶の間で食べられ、庶民へと広がったそうですよ♪
茶がゆの基本レシピ
ひと口食べるとほうじ茶の香ばしさが広がり、ほっとした気持ちになれます。味付けはシンプルなので、お漬物やのり、つくだ煮と一緒に食べるのがおすすめです。ここからはほうじ茶を使って作る、基本的な茶がゆの作り方をご紹介します。サラサラに仕上げるコツもポイントですよ♪
材料(3~4人分)
・米 1合
・ほうじ茶(ティーバッグ) 2~3個
・塩 ひとつまみ~
・水 1.5リットル
作り方
1. お米をとぐ
お米を通常と同じようにとぎます。といだらざるに上げ、15~30分ほど水を切ってください。
2. ほうじ茶を煮る
鍋に1.5リットルの水とティーバッグを入れ、ふたをしたら火にかけます。ティーバッグにひもが付いている場合は、ティーバッグが破れないようにそっと外してくださいね。沸騰したら中火にし、2~3分ほど煮て濃いめのほうじ茶を作ります。
3. ティーバッグを取り出す
濃い茶色のほうじ茶になったら、ティーバッグを取り出してください。
4. お米を入れる
お米を入れます。ふたをせずに中火で20分炊いてください。途中で写真のような白い泡や膜が出てくるので、お玉ですくって取り除きましょう。
5. 塩を入れる
20分たちお米を指で潰してみて、「もう少しで煮えるかな」というところで塩を入れましょう。
6. ふたをして蒸らす
ふたをして、10分蒸らしたらできあがりです。
盛り付け
お茶碗などによそっていただきましょう。今回は彩りを加えるために三つ葉をのせました。ほかには梅干しや味付けのり、お漬物、つくだ煮などを添えるのがおすすめです。
作るときのコツ
・さらさらっとした茶がゆに仕上げるコツは、煮込んでいるときにあまりかき混ぜないことと、白い泡や膜を丁寧に取り除くことです。
かき混ぜると粘り気が出てしまいます。焦げ付きが気になるときも、底を軽くすくうような感じで混ぜるようにしてください。
・冷ごはんから作るときはそのまま使うと粘り気がでやすいので、さっと水で洗ってから使いましょう。
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