ライター : ☆ゴン

干豆腐とは?

日本では「干豆腐(かんとうふ)」、中国や台湾では「豆腐干」と表記します。国内ではまだ認知度が低いものの、中華料理ではポピュラーな食材です。硬めの豆腐をさらに圧縮・脱水して作る加工食品。

形状は普通の豆腐と異なり、パスタの平たいラザニアみたいな見た目です。これを細切りにした麺状の商品は、「豆腐干絲(とうふかんす)」と呼ばれています。

使い方は、熱湯でさっとゆでて水切りしたものを、肉や野菜とともに炒め物にするのが一般的。炒め物以外には、サラダの具材にしたり和え物にしたりと、冷菜にしてもおいしいですよ。仏教徒が多い台湾では、素食と呼ばれるベジタリアン向けの、いろんな種類の豆腐があります。

日本では豆腐干絲を麺代わりに

干豆腐を細切りにした豆腐干絲は、日本では麺の代わりによく使われます。台湾では麺として使う習慣や発想はなく、日本での使い方を聞くと、たいへん驚かれるそうですよ。しかし若い女性を中心に、作ってみたい、食べてみたいという声が多いのだとか。

豆腐が素材なのでクセがなく、あっさりとした味わいで、ほどほどに弾力のある食感を楽しめます。使い方は普通の麺と同じく、沸騰したお湯でゆでて、ざるにあげて水気を切ればOK。あとはパスタの代わりにしたり、焼きそばの麺代わりにしたりと、用途は自由自在です。

干豆腐はどこで手に入る?

干豆腐は、中華街や中国食材専門店などで購入できます。しかし、かつてはそんなお店は都市部に限られ、地方では縁遠い食材でした。いまでは、品ぞろえの豊富な大手スーパーで扱っていることが多いので、一度のぞいてみてください。

干豆腐を手作りしてみよう

干豆腐はおうちで作ることができます。木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、重石をのせ時間をかけて水切りすればOK。さすがに販売されている商品のように、薄くはできないものの、その食感と雰囲気は楽しめます。

ネットにいろんなレシピがあるので、「干豆腐 作り方」または「押し豆腐 作り方」で検索。一度、自分で作ってみるのも良いですね。

通販ならいつでも購入できる

住まいの近くのスーパーで干豆腐が見つからない場合は、ネット通販を利用すると便利です。いろんなメーカーの商品がそろっていて、干豆腐だけでなく、豆腐干絲も購入可能。冷蔵や冷凍物などがあり、価格も意外とリーズナブルなので、まとめ買いするならきっと重宝しますよ。

ITEM

蘭馨坊 干豆腐

¥350〜

内容量(約):500g×1袋 保存方法:冷凍 原産国:中国

※2023年4月4日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

干豆腐を使うおすすめのレシピ5選

1. 干豆腐ともやし、オクラのサラダ

さっぱりと食べられるうえ、腹持ちの良いサラダの作り方。細切りにした干豆腐とゆでたもやし、オクラをポン酢しょうゆで味付けします。手軽にできるのがうれしいところ。レシピでは干豆腐を生で使いますが、軽くゆでるほうが良いですよ。

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