ライター : milkpop

栄養士 / 製菓衛生師

チョコの扱いには"コツ"がある!

プロのパティシエでも、極めるのがむずかしいといわれる"チョコレート"。バレンタインのお菓子作りには欠かせない材料ですが、ちょっとしたことで分離したり硬くなったり、失敗の多い食材ですよね。 実はお菓子作りと科学は紙一重。チョコの扱いにもちょっとしたコツがいるんです。今回はそんな成功のコツを、よくある失敗と共にご紹介します。

【悩み1】チョコレートが石のように固い

溶かして固めるだけ溶かして固めただけのチョコにありがちなのが、「石のように固くなる」という失敗。材料も少なく手軽に作れますが、「固すぎて噛めなかった」なんて話も聞きますよね。

【解決策1】「マイクリオ」を使ってみましょう

やわらかな食感と光沢を出すには、"テンパリング"という温度調整が必要不可欠……。このテンパリングにはさまざまなコツが必要です。 ですがある"粉"を使えば、"石のように固くなる"という事態は回避できるでしょう!そんなある"粉"とは「マイクリオ」というカカオバターパウダー!34℃前後のチョコに1%ほど入れるだけで、プロ顔負けの艶やかなチョコレートになりますよ。
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TOMIZ cuoca (富澤商店 クオカ) マイクリオ (カカオバターパウダー) / 20g ココア・カカオ カカオバ

¥273

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▼でもテンパリングのコツも知りたい方はこちら…!

【悩み2】ガナッシュが固まらない

ガナッシュを作るとき、溶けたはいいけれど「固まらない!」なんてことありませんか? "生クリームやリキュールの量が多すぎる"という可能性もありますが、表面がザラザラしている場合は恐らく原因は"分離"。ボウルについていた水滴や、湯煎のときに入ってしまった湯気やお湯が犯人です。

【解決策1】生クリームをプラス!

分離してしまった場合は焦らずに、チョコレート100gに対し、生クリーム小さじ2杯ほど入れてみましょう。ボウルの底にあてるお湯と水を、交互に10秒ずつ当てながらホイッパーで混ぜると、うまく乳化してなめらかになる場合があります。

【解決策2】別のスイーツへ…!

分離したチョコはそのままだと脂っぽくて食べられないので、戻らない場合は、ケーキのトッピングとして生地に混ぜてしまいましょう。焼いてしまえばおいしく消費できますよ♪

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