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ステーキ
おいしい「霜降り肉」を堪能できる料理として、まず挙げられるのが「ステーキ」。この料理は、ちょっとしたポイントをおさえることによって、とてもおいしく焼き上げられます。
まずは、冷蔵庫から出したらすぐに焼くこと。常温に置いておくと、肉の上質な脂身が溶けだして旨みが逃げてしまうからです。そして、焼く前に、しっかりとした味付けを意識すること。「霜降り肉」は、焼いているうちに溶けだした脂で、表面の塩・こしょうが流れてしまうためです。
さらに、お肉は一枚ずつ焼いていき、焼きはじめは強火にすることで、旨みのつまった肉汁をしっかり閉じ込めておくことです。また、しっかりと筋切りもしておきましょう。そうでないと、お肉が反ってしまったりして、焼きムラができてしまいます。
焼肉
焼肉は、ちょっとしたコツを実践することで格段においしくなります。
鉄板やフライパンで焼いたら、まずは何も味付けをせずに食べてみましょう♪上質な「霜降り肉」の脂には甘みがあるので、そのまま食べてもとてもおいしく、牛肉の旨みをダイレクトに楽しむことができます。
また塩だけで食べるのもおすすめ。そのときに、岩塩や粗塩など、使う塩にこだってみるのもいいですね。焼く前のお肉の片面に軽く振って、焼いたあとには、少しだけつけて食べていきます。塩分がお肉の旨みを引き出してくれて美味!
そして、素材の味を堪能したら、あとはタレなどをつけて。一度に、何種類もの味付けを変えて楽しめるのも焼肉の魅力のひとつです♪
霜降りはお肉だけじゃない!?
魚の霜降り
じつはお肉だけでなく、魚にも「霜降り」と呼ばれるものがあります。魚の臭みを料理に感じさせないようにする下処理をすることを「霜降り」というのです。これは、魚を湯のなかにさっと通したり、湯をかけたり、さっと煮る技術のこと。熱によって、魚の表面だけが白っぽくなり、まるで霜がおりたように見えることからこの名前が付けられたそう。
この「霜降り」をすると臭みだけでなく、ぬめりや余分な脂肪も取り除くことが可能。そのため、すっきりとおいしく仕上げられるというわけ。さらに、魚の表面にゼラチン質の膜ができるので、煮崩れを防いできれて、旨みを閉じ込められるという利点まで♪つまり、魚料理がワンランクアップするというわけなのです。
ひらたけの霜降り
2014年から本格的に発売された話題のきのこ「霜降りひらたけ」。日本産のヒラタケとエリンギなどを交配させることによって開発された新種のきのこですが、遺伝子組換えなどはされていないので安心です。肉厚のかさをしていて、表面の霜降り状の美しい模様があるの特徴。これが名前の由来となっています。
松茸以上のおいしさだと絶賛する人もいるほどのおいしさ!すき焼きにもぴったりなので、ぜひ「霜降り肉」のすき焼きの具材としても試しておきたいところです。
白菜の霜降り
また、白菜にも「霜降り」と呼ばれているものがあります。
白菜は霜が当たると、その寒さから身を守るための養分としてはのデンプンをブドウ糖に変えます。そして、限界まで霜を当たることで甘みを引き出したのが「霜降り白菜」と呼ばれるもの。本来は強い霜が何度もあたると傷んでしまうのですが、微妙なバランスを見極めながら手間ひまをかけて作られています。
この「霜降り白菜」は、生のままでも甘くて、シャキッとした食感が特徴です。
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