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ウインナーとソーセージの違いってなに?
わたしたちに身近な食品のひとつであるウインナーとソーセージ、気にせず購入している方がほとんどだとは思いますが、どうして名前が違うんだろう?なにが違うのだろう?と、疑問を抱いたことはありませんか?
見た目も味もそんなに変わらないようだけれど、調べてみると、さまざまなことが分かりました!知っておくとちょっと役立つ、ウインナーとソーセージの違い、またおいしい食べ方やレシピもあわせて詳しくご紹介します!
ウインナーもソーセージの一種!
ソーセージとは
そもそも「ソーセージ」という名前は、塩漬けの状態で貯蔵された肉を意味するラテン語「salsus(サルース)」からきており、古代ギリシア時代にはすでに食べられてていたという記録も残っているほど、古くからある保存食のひとつです。
ソーセージは、牛や豚、羊の腸に、ミンチ状にし、塩を加えた肉類を詰めたもの全般をさします。加工方法や味付け、使う原料もそのソーセージによって異なるため、地域ならではの名称がつくことも多く、世界中でさまざまなソーセージが作られているのです。
ウインナーとは
日本でよく食べられているウインナーも、そんな世界中にあるソーセージのうちのひとつで、JASが定める規格では羊の腸に腸詰めされた、太さ20mm未満のソーセージを「ウインナー」と分類しています。ではなぜ、それが「ウインナー」と名付けられているのでしょうか?
実は、「ウインナー」という名前はオーストリアの首都「ウィーン」に由来しています。ウィーンが発祥のソーセージであるため、その地名にちなんで「ウインナーソーセージ」と名付けられたのです。
ほかのソーセージとの違いが気になる!
フランクフルトとは
「フランクフルト」は、ドイツのフランクフルトが発祥の豚の腸を使ったソーセージで、コンビニなどでホットスナックとして人気のアメリカンドックやホットドックに使われていることでもおなじみのソーセージです。JASでは太さ20mm以上36mm未満のものをフランクフルトと分類しています。
ボロニアソーセージとは
「ボロニアソーセージ」は、イタリアのボローニャ地方発祥の牛の腸を使ったソーセージで、JASでは太さ36mm以上のものをボロニアソーセージと分類しています。
見た目はハムに近く、イタリアでは薄くスライスしてアンティパスト(前菜)に使ったり、サンドイッチやピザの具材にしたりと、生のままでもおいしくいただけるソーセージです。
定番だから失敗したくない!ソーセージのおいしい食べ方
ソーセージのおいしい茹で方
鍋にたっぷりのお湯を沸騰させたら火を消し、冷たいウインナーを入れてじっくり余熱で火を通します。ウィンナーの太さや大きさにより加減が必要になりますが、約5分〜約10分ほど、じっくり熱を通します。お湯の温度は、肉のたんぱく質を壊さず食中毒の予防にも役立つと言われている75℃まで熱するのが理想です
余熱で火を通すことにより、外はパリッとしながら、肉の旨味を損なわず、中身はジューシーなソーセージが楽しめます。
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