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2. 刀根早生柿(とねわせ)
刀根早生柿(とねわせがき)は、平核無柿(ひらたねなしがき)の枝変わり品種。平核無柿を若木に接木してできた早生品種になります。特徴は、果皮色が平核無柿よりもやや濃いオレンジ色で光沢がありますよ。
日本各地で栽培されていますが、主な産地は和歌山県や奈良県で、半分以上の生産量を作っています。旬は9月下旬から10月上旬ごろ。ハウス栽培のものは7月には店頭に並び、高値で取引されています。
日本各地で栽培されていますが、主な産地は和歌山県や奈良県で、半分以上の生産量を作っています。旬は9月下旬から10月上旬ごろ。ハウス栽培のものは7月には店頭に並び、高値で取引されています。
3. 蜂屋柿
岐阜県美濃加茂市蜂屋町で古くから作られてきた蜂屋柿。大玉の柿で、これを使用した干し柿が「堂上蜂屋柿」として知られています。
先がややとがった釣鐘状の形で、果肉はオレンジ色。種が入っているものもあります。渋抜きしたり、干し柿、熟し柿にしたりして食べます。福島県でもっとも栽培され、干し柿の一種「あんぽ柿」に使われることが多いですよ。
先がややとがった釣鐘状の形で、果肉はオレンジ色。種が入っているものもあります。渋抜きしたり、干し柿、熟し柿にしたりして食べます。福島県でもっとも栽培され、干し柿の一種「あんぽ柿」に使われることが多いですよ。
4. 市田柿
市田柿は長野県南部で500年以上前から栽培されてきた小ぶりの渋柿です。昔から干し柿にされ「市田柿」として出回っていますが、品種名でもあります。やや縦長のハート形をしていて、大きさは100gほど。干し柿用の生産量は長野県が多く、なかでも市田柿が一番多くなっています。11月上旬から中旬にかけて収穫されますよ。
不完全甘柿の品種2選
柿は甘柿と渋柿に大別され 、甘柿は「完全甘柿」「不完全甘柿」、そして渋柿は「完全渋柿」「不完全渋柿」に分けられます。「完全甘柿」とは、種が入らなくても渋みが抜ける甘柿で、「不完全甘柿」は、種が多く入ると果実全体の渋みが抜けるのが特徴ですよ。
そして、「完全渋柿」とは、種が入っても渋いままのもの。「不完全渋柿」とは、種が入ると種の周辺だけ渋みが抜ける渋柿です。どちらも渋抜きをすれば甘くなります。
そして、「完全渋柿」とは、種が入っても渋いままのもの。「不完全渋柿」とは、種が入ると種の周辺だけ渋みが抜ける渋柿です。どちらも渋抜きをすれば甘くなります。
1. 西村早生(にしむらわせ)柿
滋賀県で偶然発見された西村早生柿は、富有柿と赤柿の自然交雑によって生じたと推察されています。9月下旬から10月中旬というもっとも早く熟す柿として人気があるんですよ。
220gほどの大きさでやや丸みがあり、表皮は淡い橙色。果肉は硬めで糖度が15度ほどありますが、さっぱりとした甘さ。ゴマと呼ばれる茶色の斑点が出てきたら食べるベストタイミングです!
220gほどの大きさでやや丸みがあり、表皮は淡い橙色。果肉は硬めで糖度が15度ほどありますが、さっぱりとした甘さ。ゴマと呼ばれる茶色の斑点が出てきたら食べるベストタイミングです!
2. 筆柿
形状が毛筆の先端に似ていたためその名がついた「筆柿」は、愛知県三ヶ根山麓に自生していた品種。種が入ると渋が抜けるため、甘さをより感じやすくなります。
100gと小さな柿で、頭の方に少しくびれのような形があり、コクがあって濃厚な甘さが特徴。主に愛知県で生産され、幸田町の特産として全国的に知られています。
100gと小さな柿で、頭の方に少しくびれのような形があり、コクがあって濃厚な甘さが特徴。主に愛知県で生産され、幸田町の特産として全国的に知られています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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