品種はなんと1000超え!? 柿の主な種類&甘柿と渋柿の見分け方

秋に旬を迎える柿は、栄養豊富でそのまま食べてもおいしいフルーツのひとつですね。何気なく食べている柿ですが、なんと種類は約1000もあるのだとか。主な品種や、甘柿と渋柿の違いや選び方を学びましょう。あなたはどれだけ柿の種類を知っていますか?

2018年4月27日 更新

1. 平核無柿(ひらたねなし)

渋柿のうち80%ほどを占める平核無柿(ひらたねなしがき)。原産が新潟県の柿で、地方によって新潟では「八珍柿」、山形では「庄内柿」などと呼ばれます。

柿渋を取り除いた上で出荷されます。種がないことが特徴で、大きさは240gほど。形は偏平で四角くなっています。甘みが強く、果汁も豊富で、果肉は硬すぎずやわらかすぎない食感が味わえます。山形県、和歌山県、新潟県でよく栽培され、10月下旬から12月上旬に出回ります。

2. 刀根早生柿(とねわせ)

刀根早生柿(とねわせがき)は平核無柿(ひらたねなしがき)を若木に接木してできた早生品種になります。特徴は、果皮色が平核無柿よりもやや濃いオレンジ色で光沢があります。

日本各地で栽培されていますが、和歌山で約半部の生産量を作っていて、9月~10月ごろに収穫されます。ハウス栽培で7月には店頭に並び、高値で取引されています。

3. 蜂矢柿

岐阜県美濃加茂市蜂屋町で古くから作られてきた蜂屋柿。大玉の柿で、これを使用した干し柿が「堂上蜂屋柿」として知られています。

先がややとがった釣鐘状の形で、果肉はオレンジ色。種が入っているものもあります。渋抜きして食べたり、干し柿、熟し柿として食べます。福島県でもっとも栽培され、干し柿の一種「あんぽ柿」に使われることが多いですね。

4. 市田柿

市田柿は長野県南部で500年以上前から栽培されてきた小ぶりの渋柿です。昔から干し柿にされ「市田柿」として出回っていますが、品種名でもあります。やや縦長のハート形をしていて、大きさは100gほど。干し柿用の生産量は長野県が多く、なかでも市田柿が一番多くなっています。

不完全甘柿の品種2選

種が入ってもゴマができず渋みのある柿を「完全渋柿」、種が入り種の周辺だけ渋みが抜けた柿を「完全渋柿」、種が多く果実全体の渋みが抜けた柿を「不完全甘柿」と言います。

1. 西村早生(にしむらわせ)柿

滋賀県で偶然発見された西村早生柿は、富有柿と赤柿の自然交雑によって生じたと推察されています。9月下旬から10月上旬というもっとも早く熟す柿として人気があるんですよ。

220gほどの大きさでやや丸みがあり、表皮は淡い橙色。果肉は硬めで糖度が15度ほどありますが、さっぱりとした甘さ。ゴマと呼ばれる茶色の斑点が出てきたら食べるベストタイミングです!
2 / 3
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

Raico

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう