ライター : macaroni_repro

今からでも間に合う! クリスマスディナーにおすすめの「ステーキ」の焼き方

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
2017年も残すところあとわずか。年の瀬ではクリスマスや年末年始などのイベントが多くあるため、家でステーキを焼く機会も増えるのでは? そこで紹介したいのが、スーパーで買える安価なお肉でも、まるでレストランのような味に変身させることができるテクニック!「オーブン」と「油」の使い方を工夫すれば、本格的なレアステーキが誰でも作れるようになるのだ。 これから紹介するレシピ通りに焼くだけで、いつものステーキが高級感溢れる特別なメイン料理にグレードアップすること間違いなし! さっそく挑戦してみよう。

材料 (2人分)

・ステーキ肉 … 100g × 2枚 ・国産和牛の牛脂 … 100g (※キューブ型の牛脂の場合は、30g(4~5個)程度が適量) ・ピュアオリーブオイル … 大さじ4 ・塩 … 1.6g ・コショウ … 適量

作り方(調理時間:45分 ※肉を常温に戻す時間を除く)

① 肉を常温に戻しておく。
肉に急激な温度変化を与えると、肉汁が出やすくなってしまう。そのため、冷蔵庫から出してすぐに焼くのではなく、常温に戻しておくようにしよう。 目安としては、冷蔵庫から取り出して最低でも20分。このひと手間が、仕上がりに大きく影響するので忘れずに。
②肉の表面のドリップをキッチンペーパーなどで拭き取る。
スーパーで買ってきた肉は、少なからずドリップ(赤く透明な液体)が出てきてしまっていることが多い。 ドリップが溜まったトレイにのった肉を直接フライパンにのせるのではなく、一度拭き取ることで、肉の表面が香ばしくカリッとした食感に仕上がる。
③ オリーブオイルに浸したキッチンペーパーで牛肉を包む。
ここがもっとも重要なポイント! オリーブオイルを染み込ませたキッチンペーパーで全体を包むと、牛肉にオイルが浸透し、臭みを外に出すのを促してくれる。また、このひと手間によって、肉全体の表面が香ばしく焼き上がる効果も。 なお、オリーブオイルの種類は、香りの強い「エクストラバージンオリーブオイル」ではなく、肉の香りを邪魔しない「ピュアオリーブオイル」をおすすめしたい。
④ 国産和牛の「牛脂」をフライパンに入れ、強火で肉の表面を1分ずつ焼く。
スーパーなどで購入できる安価な肉で、特に“惜しいポイント”なのが、食欲をそそる牛肉独特の香りが足りないこと。 この香りの正体は、牛肉自体がもつ「ラクトン」という香り成分なのだが、安価な牛肉は、この香りがどうしても悪くなってしまっている。 そこで、同じく「ラクトン」を含む牛脂を使って焼き上げることで、香りを補填することができる。もし手に入れば、国産和牛の牛脂がベター。少し高めのスーパーや精肉店で安く譲ってもらうことができる。
⑤ 160℃に熱したオーブンで8分間焼く。
表面を焼き上げたらすかさず、160℃に予熱しておいたオーブンに入れて8分間焼こう。 そうすることで、牛肉の中心にゆっくりと火を通すことができ、急激に加熱するよりも中まで柔らかく仕上げることができる。
⑥ 塩コショウは、焼いたあとに振る。
牛肉を焼く前に塩コショウを振ると、肉汁が出てうまみが逃げてしまう可能性がある。 そのため、塩コショウは焼き上げたあとに振るようにしよう。
⑦ 仕上げにアルミホイルで包んで3〜5分肉を休ませる。
塩コショウをしたらアルミホイルで包み、3〜5分ほど肉を置いておく。 一度休ませることによって、ナイフを入れたときに肉汁があふれ出ず、うまみを閉じ込めることができる。
まるで高級レストランの味…! 柔らかジューシーな絶品ステーキが完成!
安価な牛肉でも、まるで高級ステーキ店のような仕上がりになるテクニックを紹介した。ひと口噛んだ瞬間、肉質の柔らかさと口いっぱいに広がる肉汁のうまみにきっと驚くはず!
クリスマスや年末年始のホームパーティ、誕生日祝いなどにこのテクニックを活用すれば、喜ばれること間違いなし。特別な材料も調理グッズも不要なので、さっそく試してみてほしい。
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▼ステーキの付け合せにいかがですか?

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