ライター : kinako

料理やお菓子を作ること、食べることが大好きです。作り方のコツやポイントとともに、さらにおいしく味わえるよう、素材や料理の背景にもさり気なく触れられれば、と思っています。

赤ピーマンと緑ピーマンは同じもの?違うもの?

スーパーなどの店頭で、緑色をしたピーマンの横に並ぶ赤いピーマン。この赤いピーマンはどんな味なんだろう、どうやって調理するんだろうと密かに思っている方はいませんか? 赤ピーマンの味や特徴をはじめ、栄養素や旬の時期など、赤ピーマンはどのようなものなのかご紹介します。また、緑ピーマンとの違いや、疑問を持たれることの多い、ピーマンとパプリカの違いについても解説します。彩りもあざやかな、赤ピーマンを使ったおいしいレシピもありますよ!

赤ピーマンとは?特徴や栄養素は?

赤ピーマンの特徴

栄養素が豊富なピーマンは、ナス科・トウガラシ属の植物です。日本の食卓にのぼることが多い緑のピーマンが日本に入ってきたのは、明治時代になってから。アメリカから伝わったピーマンは、徐々に日本の食生活に浸透していきました。近年、赤いピーマンを店頭で見かけることも増えています。 ハッとするほど目に鮮やかな赤ピーマンと緑ピーマンの違いは?と思ったことはありませんか。このふたつ、実はまったく同じもの。赤ピーマンは、緑のピーマンが完熟したものなのです。 赤ピーマンと緑ピーマンは、色や味、食感や栄養価に違いがありますが、これは収穫時期が異なるため生まれた違いです。現代では一年中手に入れることができるピーマンの旬は、6月下旬から10月といわれています。緑ピーマンは開花後、約2週間~20日ほどして収穫したもの、赤ピーマンは開花後、50日~60日して収穫したものです。 赤ピーマンは収穫まで時間がかかり、収穫後も日持ちがしないため、緑ピーマンに比べて市場に出回る回数が少ないのです。

ピーマンとパプリカの違いって?

パプリカもピーマンと同じく、ナス科トウガラシ属の植物です。パプリカはピーマンよりもやや大きい、厚みがある、苦味が少ないとされていますが、学術的には区別されていません。パプリカの色は赤、黄、橙のほか、白、黒、薄い緑、紫などもあります。日本ではカラーピーマンとも呼ばれています。 パプリカが日本で食べられるようになったのは、1990年代になってから。1993年に初めてオランダから輸入されました。

赤ピーマン・緑ピーマン・パプリカの違い

赤ピーマン:肉が薄く小ぶり。緑ピーマンより甘く糖度が高い。シャキシャキ感は少なめ。 緑ピーマン:肉が薄く小ぶり。独特の苦味。シャキシャキした歯ごたえ。 パプリカ :肉厚で大きい。苦味が少なく、糖度が高く甘い。生でも食べやすい

赤ピーマンの栄養素

赤ピーマンは緑ピーマンを完熟させたものですが、完熟させることで栄養素に違いがでます。また、パプリカとも栄養素が異なります。※学術的には区別されていないこともあり、栄養素を調べる際には「赤ピーマン」「ピーマン(緑)」「黃ピーマン」となります。 赤ピーマン100gあたり ビタミンA:88ug ビタミンC:170mg ビタミンE:4.3mg ビタミンB6:0.37mg ビタミンK:7ug 緑ピーマン100gあたり ビタミンA:33ug ビタミンC:76mg ビタミンE:0.8mg ビタミンB6:0.19mg ビタミンK:20ug 黄ピーマン100gあたり ビタミンA:17ug ビタミンC:150mg ビタミンE:2.4mg ビタミンB6:0.26mg ビタミンK:3ug ビタミンCが豊富なのは赤ピーマン、次いで黃ピーマン。ビタミンKが豊富なのは緑ピーマンとなっています。レモン100gに含まれるビタミンCが50mgなので、ピーマンがいかに多くのビタミンCを含んでいるかがわかります。
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