ライター : migicco

圧力鍋で16分。簡単!肩ロースの「煮豚」基本レシピ

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まずは、圧力鍋を使った基本的な煮豚の作り方をご紹介します。圧力をかけたら、あとは余熱調理なのでほったらかしでOK。簡単にホロホロのお肉が味わえますよ。 煮る前に豚肉を調味液に漬けておくので、味のムラもなく仕上がります。調味液の配合は簡単な比率なので、覚えておくと便利です。

材料(3人分)

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豚肉は肩ロースのほか、バラ肉やもも肉でも作れます。基本的な作り方は同じなので、好みで部位を変えてみてもGood!

「焼豚用」としてネットにかけられたかたまり肉が売られている場合は、そちらを使うとよいでしょう。あらかじめ形が整えられているので、仕上がりがキレイになりますよ。

作るときのコツ

  1. 煮豚に欠かせない甘辛ダレは、砂糖1:酒1:醤油2の比率で合わせます。
  2. 圧力鍋で沸騰したあと火を弱めないと、加圧中に水分がなくなり焦げてしまうので、火加減には気をつけて。加圧中はタイマーをかけ、加圧しすぎにならないよう気を配りましょう。

作り方

1.豚肉にフォークで穴を開ける

豚肉に穴を開ける写真

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味がしみこみやすくなるよう、豚肉にフォークで穴を開けます。

2.豚肉を調味料に漬け込む

豚肉を漬け込む写真

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チャック付き密閉袋に砂糖、酒、醤油を混ぜ、肉を入れて軽くもみこみ、30分程度休ませます。

3.豚肉の表面に焼き色をつける

豚肉を焼く写真

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肉の表面をキッチンペーパーで拭き取り、熱して油を敷いたフライパンで、肉の表面に焼き色をつけます。袋の漬け汁はとっておいてくださいね。 中まで火を通す必要はありませんので、焼き色がついたらフライパンから取り出してください。

4.圧力鍋で加圧する

豚肉を圧力鍋にかける写真

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圧力鍋に水と肉の漬け汁を入れて混ぜ、肉を入れて蓋をし、火にかけます。 沸騰してオモリが揺れ始めたら弱火にし、16分程度熱します。
煮汁をかけながら煮詰める写真

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ピンが下がったら蓋を開け、肉をひっくり返して煮汁をかけながら5分煮詰めて完成です。
タレを煮詰める写真

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残った煮汁は、とろみが出るまで煮詰めると、おいしいタレになりますよ。

5.盛り付ける

煮豚にソースをかける写真

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肉は食べやすい大きさに切り分け、タレをかけましょう。 小松菜やほうれん草、チンゲンサイなどの青菜をゆでたものやゆで卵、好みでからしを添えてもいいですね。

手作り煮豚の保存方法

手作り煮豚を保存する際は、煮汁ごとしっかり冷まして保存袋に入れましょう。冷めないまま冷蔵庫に入れると、菌が繁殖して傷んでしまう可能性があるので注意が必要です。

冷蔵庫にスペースがあれば、煮豚は切らずにブロックのまま保存すると風味が損なわれずにおいしさがキープできますよ。

保存期間

上記の方法で保存した場合、冷蔵庫で約1週間程度は日持ちします。 何度かに分けて食べる予定がある時は、あらかじめ1/2や1/3に小分けして保存袋に入れるのがおすすめ。保存袋に何度も出し入れすると、どうしても傷みやすいので気を付けましょう。

煮豚を作るときはどの部位を使う?

おすすめは、脂がほどよく入った「肩ロース」。赤身とのバランスが良く旨みが強い部位で、煮込むとコラーゲンが溶けてやわらかくなるのが特徴です。じっくり煮込むとトロトロのやわらかさを楽しめます。

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