ライター : 吉田 鈴

オーブンで低温調理。本格ローストポークの作り方

Photo by 吉田 鈴

シンプルな材料で作るローストポークです。今回は肩ロースで作りましたが、ロースやバラ、モモなど、お好きな部位を使ってください。そのまま食べてもしっかり味がしますが、お好みのソースを添えると、さらに味のバリエーションが楽しめます。

材料(3〜4人分)

Photo by 吉田 鈴

作り方

1.肉に下味をつける

豚肉ににんにく、塩こしょうをまぶしている

Photo by 吉田 鈴

にんにくをすりおろしておきます。塩、こしょうとともに、肉にまんべんなくこすりつけ、常温で30分~1時間置いて寝かせます。

2.予熱したオーブンで焼く

オーブンに入った豚肉

Photo by 吉田 鈴

オーブンを120℃に予熱しておきます。天板にクッキングシートを敷き、肉をのせて、60分焼きます。出てきた肉汁はとっておいて、ソースに使うこともできます。

3.フライパンで焼く

フライパンで肉を焼く

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フライパンにオリーブオイルを熱して、オーブンから出した肉の表面を焼きます。転がして全体に焼き目をつけます。

4.アルミホイルで包んで休ませる

アルミホイルに包んだローストポーク

Photo by 吉田 鈴

焼いていたクッキングシートで包み、さらにくしゃくしゃにしたアルミホイルで包んで、30分以上休ませます。

5.切り分ける

まな板の上でローストポークをスライスしている

Photo by 吉田 鈴

そのまま食べる時は厚めに、サンドイッチなどに使う時は薄めに切りましょう。 お好みで、ソースをかけていただきましょう。今回はハニーマスタードソースと、肉汁にしょうゆ・みりん・酒を入れて煮立て、わさびを入れた、わさび醤油ソースを添えました。ローストビーフのソースもよく合います。

ローストポークをおいしく作るポイント

下味の塩の分量

今回は500gの肉に対して、小さじ1杯(約5g)の塩を使いました。塩分約1%で、薄味に仕上がります。好みにもよりますが、塩分1~3%が、おいしく感じる塩加減になります。3%だと、肉500gに対して塩は大さじ1杯になります。

温度は低温で

肉は高い温度で焼くと、早く火が通りますが、かたくなります。たとえば、レアやミディアムの牛ステーキは、なかはやわらかいですが外側がかためですね。 低い温度で焼くと、時間はかかりますが、全体がやわらかい食感になります。これは急激な温度変化がなく、ゆっくりと火が通るからです。焼いた時に肉汁もほとんど出ないので、ジューシーに仕上がります。

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