2. 白味噌のすじこん(どて焼き)

味噌で煮込んだすじこんは「どて焼き/どて煮/どて」と呼ばれていて、こってりとした甘みが魅力。仕上げに青ネギや七味唐辛子でピリッと味を引き締めると最高においしいです。

レシピは圧力鍋ですが、普通の鍋でも作れます。弱火で煮込んで柔らかくなってから、白味噌・はちみつ(またはみりん)を加えましょう。お味噌は合わせみそや赤味噌とお好みで、醤油を加えてもOK。

3. 大根とすじ肉の煮込みコリアン風

牛すじ肉・こんにゃく・大根に白菜のキムチを加えた韓国風のすじこんは、旨味が凝縮された味わい。小鉢ひとつで白ご飯がたっぷり食べられる、まさに「ご飯が進む」ひと品です。 コクのある甘みと辛さが絶妙なバランスで、お箸もお酒も止まらなくなりそう。弱火でじっくり煮込んでから、仕上げにキムチを加えるのがポイントです。

すじこん活用の絶品アレンジレシピ3選

1. すじこん入りお好み焼き

作るのに時間がかかる「すじこん」。せっかくだから多めに作り置きして、いろいろな料理に活用しましょう。こちらは関西のお好み焼き店では定番の「すじこん入りお好み焼き」です。 作り方はすじこんをお好み焼きの生地に混ぜて焼くだけで、とてもカンタン。熱々をハフハフとほおばれば、濃厚な煮汁をまとったすじこんの味がお口いっぱいに広がりますよ。

2. ぼっかけ焼うどん

ぼっかけ(すじこん)・長ネギ・うどんを一緒に炒めた焼きうどんです。すき焼き風の甘辛い醤油味に、温泉卵をからめていただきましょう。青ネギと七味唐辛子をトッピングすると、ピリッとまとまりのよい味に。

すじこんは、だしの効いた温うどんの具にしてもおいしいです。そばめしにぼっかけを混ぜた「ぼっかけそばめし」も有名。ぜひ、チャレンジしてみては?

3. すじこんのネギ焼き

お好み焼きと並んで関西ではおなじみの「ネギ焼」にも、すじこんはよく合います。薄めの生地に青ネギとすじこんがたっぷり入った「すじこんネギ焼」は、大阪で古くから親しまれている味、お店のメニューにもある定番です。 こちらのレシピでは、生地の上にすじこん・生地・薄焼き玉子と重ねて焼いています。たっぷりのすじこん入りで、粉モンでも白ご飯のおかずになりそうなひと品です。

「すじこん」料理を堪能してみては♪

Photo by suncatch

「すじこん」の作り方とレシピ6選をご紹介しました。時短でトロ旨の圧力鍋レシピや、クセになるこってり味の「どて焼き」、熱々がたまらない「すじこんお好み焼き」、お気に入りは見つかったでしょうか? 甘辛醤油のすじこんは、意外にもお子さんが大好きな味。半熟玉子と一緒に丼にしてもおいしいですよ。ちなみに、牛すじ肉はコラーゲンたっぷり、冷えた「すじこん」の煮汁は煮こごりになるほどなんです。 関西のスローフード「すじこん」をお酒の肴に、そしてぜひ「おかず」として毎日の食卓に取り入れてくださいね。
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