ライター : とも

子育てフードライター

牛すじ入りおでんを楽しもう!

寒い冬の風物詩、おでん。たっぷりと味の染みた大根、ほくほくのじゃがいも、プルプルのこんにゃく。心も身体も温めてくれるおでんのベースはだしにあります。だしに旨みと深みをプラスするのが「牛すじ」です。

牛すじから出る脂と旨みが、おでんを何倍にも贅沢なものに進化させます。また、おでんダネとしても食べることができるので一石二鳥ですよね♪

下ごしらえに少し手間と時間がかかるものの、そのおいしさは格別。この記事では牛すじの下ごしらえ方法と、牛すじを入れるおでんのアレンジレシピをご紹介します。

牛すじの下ごしらえ

Photo by uli04_29

牛すじは、水から煮てゆでこぼします。流水でざっと洗ってから、水を張ったボウルに入れてアクや小さな汚れを丁寧に洗い落してください。

スライスしたしょうがと長ねぎの青い部分、酒、水と一緒に再度火にかけて2時間程度煮込みます。沸騰したら弱火に落とし、こまめにアクを取り除くのがポイント。やわらかくなったらできあがりです。

なお、しょうがや酒などと煮込んだ際の煮汁は、牛すじ肉の旨みが染み出ています。スープやカレーなどに使ってくださいね。

牛すじを入れるおでんのレシピ8選

1. 初心者はシンプルに。基本の牛すじ入りおでん

おでんに牛すじを入れるのが初めての人は、具材をシンプルにするのがおすすめです。こちらは根菜やこんにゃく、半熟卵が中心のおでん。牛すじは別鍋で下ゆでして、くさみを取りましょう。アクを丁寧に洗い流してからだしに加えると、すっきりとした上品な味わいに仕上がりますよ。

2. 定番具材をたっぷり。具だくさん牛すじ入りおでん

定番具材をたっぷり入れる、牛すじ入りのおでんです。牛すじを入れると旨みが増し、だしの風味もアップします。

牛すじの下ごしらえが面倒なときは、おでん用牛すじを使うのもおすすめ。そのまま鍋に入れられるので、時短でおでんを仕上げられますよ。

3. シメはラーメンがおすすめ。白湯の牛すじ入りおでん

白湯(パイタン)で作る牛すじ入りおでんのレシピです。鶏ガラスープの風味が引き立ち、いつもとはひと味違う味に。牛すじは下ゆでしてから串に刺して加えましょう。

おでんには珍しく、シメも楽しめます。おすすめはラーメンで、具材から出ただしが絡んで絶品です。

4. だしがポイント。静岡風牛すじ入りおでん

しょうゆを多めに使う静岡おでん。煮汁が黒く、香ばしく仕上がるのが特徴です。牛すじとの相性も抜群。仕上げに魚粉と青のりをかけていただくのもポイントですよ。お酒にも合うので晩酌のお供にいかがでしょうか?

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