
ライター : 長曽我部 真未
管理栄養士
学校給食の栄養士として勤務後、食の大切さや楽しさを伝えたいとの想いでフードユニット『ランネ』を結成。熊本のちいさなアトリエで栄養バランスを考えたおいしくオシャレな食卓を提案…もっとみる
舌平目で食卓をちょっぴりおしゃれに♪
魚に小麦粉をまぶして、バターで香ばしく焼くお料理のムニエル。そのなかでも舌平目のムニエルと聞くと、手が込んでいて、なんだかハードルが高そうなイメージがありませんか?
そんなイメージとは異なって、作り方は普段のムニエルと同じなので難しいテクはいりません。はじめての人でも、スムーズに作ることができます。
特別な日のディナーにも、おもてなしの日にも、もちろんなんでもない普段ごはんにもOK!相性抜群のレモンソースとともに舌平目のムニエルでちょっぴりおしゃれな食卓を囲みましょう。
舌平目のムニエルの基本レシピ
舌平目のムニエルにレモンバターソースを合わせました。バターをたっぷり使ったムニエルは、重たくなりやすいのですが、レモンのさわやかさが加わることで、さっぱりとしたムニエルになります。少ししょうゆをプラスするのもおすすめで、レモンの酸味が苦手な人にも食べやすいソースになりますよ。
材料(2人分)
・舌平目 2切れ
・塩こしょう 少々
・小麦粉 適量
・バター 10g
・サラダ油 大さじ1
・レモンくし切り 2切れ
【レモンソース】
・バター 20g
・白ワイン 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
・パセリ 適量
・塩 少々
作り方
1. 舌平目に塩こしょうをする
舌平目の両面に塩こしょうをして10分ほどおきます。
2. 水けをふきとる
10分ほどおくと、舌平目から水分がでてくるので、それをしっかりふきとります。水分でべちゃべちゃになるのを防いで、臭みをやわらぎます。水分がとれたら小麦粉を軽くはたきます。
3. バターと油を温める
フライパンにバターとサラダ油を入れて火にかけます。バターが溶けてきたら、フライパンを軽くゆすりながらまんべんなく広げます。バターがシュワシュワと泡のようになってきたら、舌平目を入れるタイミングです。
4. 舌平目を焼く
盛り付けるときに上にくるほうを下にしてフライパンに入れます。ときどきまわりの油を舌平目にかけながら焼きます。舌平目は身がやわらかくてくずれやすいので、舌平目には触らないように気をつけましょう。
5. 舌平目を裏返す
舌平目の2/3程度に火が通って焼き目がついたら、裏返します。身がくずれやすいので、フライ返しを使ってやさしく裏返しましょう。1分弱ほど焼いたところで、フライ返しを使ってお皿に取り出します。
6. ソースを作る
舌平目を取り出したフライパンに白ワインを加えて煮立たせ、アルコール分をとばします。
レモン汁とバターを加え、バターが溶けて塩で味を調えたらソースの完成です。
盛り付け
あらかじめお皿に付け合わせを盛り付けておくとスムーズです。舌平目の上に、レモンソースをかけて、パセリやタイム、レモンなどをかざったらできあがり。
作るときのコツ
おいしい舌平目のムニエルを作るためには、カリッとした焼き上がりを目指しましょう。小麦粉をはたいたら、時間をおかずに焼くこと、フライパンが十分に温まってから焼き始めること、ときどきまわりの油をかけながら焼くことの3つがポイントです。
舌平目の身は、柔らかくてとてもくずれやすいので、必要以上に触らずに、裏返すときはフライ返しを使ってくださいね。
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