ライター : Ricca_ricca

食感が大事!ふんわり炒り卵

ふわふわの食感がたまらない炒り卵。溶き卵を火にかけてそぼろ状にする、とても単純な料理です。そぼろ丼をはじめとし、炒め物、和え物、サンドイッチの具材としても使えますよ。

簡単ではありますが、意外とコツが必要なんです。そんな炒り卵の作り方や、炒り卵を使うレシピをご紹介します。ちょっとしたコツさえ押さえれば初心者の方でも失敗せずに作れるので、ぜひマスターしてくださいね♪

炒り卵とスクランブルエッグの違いって?

炒り卵とスクランブルエッグの一番の違いは、仕上がりの形状という点です。

スクランブルエッグは、溶き卵に牛乳や生クリームなどの乳製品を加え、バターで炒める料理。そぼろ状にかき混ぜたりはせず、ざっくり大きく混ぜ合わせるのがポイント。卵の水分を残して、トロッと半熟に仕上げます。

一方で炒り卵は、パラパラとしたそぼろ状に仕上げる料理です。卵の水分を飛ばしながら手早くしっかりと炒りあげます。レシピによっては食用油を使わない場合も。

これで失敗知らず!炒り卵の基本レシピ

Photo by Ricca_ricca

炒り卵の基本レシピを覚えておけば、いろいろなアレンジを楽しめますよ。片栗粉をひとつまみ加えるだけで、仕上がりが鮮やかな黄色に!また、火にかけたあとは泡立て器を使うのもポイントです。砂糖を入れるのでほんのり甘く、そのまま食べてもGood。

材料(2人分)

Photo by Ricca_ricca

※お好みで砂糖の量を変えて甘さを調整してください。

コツ・ポイント

  1. フライパンに卵を入れてから火にかけ、卵が固まる前に火から外し濡れ布巾で温度調整をしましょう
  2. 泡立て器を使って手早くかき混ぜ、固まってきたら潰すようにして、細かくしてください
  3. 片栗粉を加えることで、きれいな黄色に仕上がります

作り方

1.ボウルに卵と調味料を加える

ボウルの中でかき混ぜられた炒り卵の材料

Photo by Ricca_ricca

ボウルに卵を割り、砂糖、塩、片栗粉を加えてよくかき混ぜます。

2.フライパンに入れて火にかける

泡立て器を使って、フライパンで炒り卵を作っている様子

Photo by Ricca_ricca

フライパンに1を流し入れ、中火にかけます。少し固まってきたら泡立て器で手早くかき混ぜ、半熟くらいになったら火の通りを調整します。熱くなり過ぎているようであれば火からおろして、濡れ布巾の上にのせて温度調整をします。卵が細かくふわふわになったらできあがりです。 ※菜箸を4本使って手早くかき混ぜても良いですが、泡立て器のほうが簡単に作れます。

アレンジ自在!炒り卵を使う人気レシピ5選

1. ゆずが香る。炒り卵とほうれん草の和え物

炒り卵とほうれん草で作る和え物は、シンプルながら絶妙なおいしさ。ゆず果汁を加えて、風味豊かに仕上げましょう。少ない材料で作れるので、あとひと品欲しいというときにぴったりですよ。ぜひ、いつもの副菜レパートリーに追加してくださいね。

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