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「醤油麹の焼き白子」は外カリッで中ふわとろ
冬だけ出回る鱈の白子。そのなめらかな食感とコクのある味わいは、特にお酒を飲む方ならよくご存知ですよね。
鍋に入れても煮物や吸い物にしてもおいしいですが、お酒のつまみにするならぜひ焼いてみてください。表面にほんのり焦げがつくくらい焼いて、カリッと香ばしく、中はふわっと柔らかく。そんなふうに仕上げると、白子本来のとろける口溶けが際立ちます。
茹でたり生で食べたりするよりも凝縮した旨味を楽しめるのが焼き白子の魅力。今回は、醤油麹に漬け込んで、お酒のあてにぴったりな一品にしました。焼けた麹の栗のような香りが食欲をそそりますよ。
『醤油麹の焼き白子』の作り方
分量(2人分)
鱈の白子(生) 100g
A 醤油麹 大さじ1
A みりん 小さじ1
A 酒 小さじ1
【臭み取り】
酒 大さじ1
塩 小さじ1
作り方
①白子をボウルに入れ、酒と塩をまぶして5分ほど置く。
塩と酒に浸すことで、ぬめりと臭みが取れます。
②水が透きとおるまで流水ですすぐ。
白子の表面から汚れがでてきます。形を潰さない程度に軽く揉んで、ぬめりを取ってもOKです。
③キッチンペーパーを敷いたザルにあけ、水気を切る。
④Aを入れた容器に白子を入れ、全体を浸けてなじませる。
⑤ラップを被せ、冷蔵庫で一晩置く。
味をなじませるため、最低でも3時間は置きましょう。
⑥アルミホイルの上に乗せ、中火のグリルで10〜15分焼く。
醤油麹は焦げやすいので、火が強いと焦げてしまうおそれがあります。ほどよい火力でじっくりと火にかけ、途中で火加減を確認してください。
ほんのり焦げ目がついたら、できあがり!
焼くことで水分が飛び、醤油麹と白子の旨味が凝縮します。外側のちょっと焦げたところ、カリッとしたあとにねっちりとした独特の食感があっておいしいですよ。
香りにはクセがありますが、味は上品。日本酒や焼酎と相性がよく、白ワインやスパークリングワインでも風味のよさが際立ちます。
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