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クッキー生地を冷やす
④ 生地をひとまとめにして、ギターシート(ラップ)で包んで30分冷蔵する。
⑤ めん棒を使い、ギターシート(ラップ)の上から15mmの厚さに伸ばす。
ポイント
・生地の両サイドを15mm角のルーラーで挟み、その上からめん棒で形を整える。横幅をクッキー型の直径に合わせることで、効率よく型抜きすることができる。
⑥ ギターシート(ラップ)に包んだまま、2時間ほど生地を冷凍する。バットに乗せておくと、効率よく冷やすことができる。
ポイント
・焼く前に冷凍して生地温度を下げることで、焼き上がりのクッキーの輪郭が綺麗に出る。
・バットを逆さにして使うと、生地が取り出しやすい。
・両隅の余ったギターシート(ラップ)は折り込んでおく。
型を抜く
⑦ 冷凍庫から出してギターシート(ラップ)を取り、クッキー型で抜いていく。
ポイント
・型抜きは生地に対して垂直に、手の平を使って押す。生地が固いため、手のひらが痛い場合はキッチンペーパー等を挟む。
・型からはずすときは、人差し指と中指の腹を使ってまっすぐに生地を押し出すようにする。
●祐梨子
「型から生地をはずすのが難しい〜…」
●先生
「型からはずすときは、生地がゆがまないように、型抜き全体をクルクルと回しながら抜くとやりやすいですよ」
●祐梨子
「なるほど! 型を回しながら押せば、均等に力が入りますね」
●先生
「型を抜いたら、その都度、型をキッチンペーパー等で拭くようにすることも、綺麗に仕上げるポイントです。残りの生地はバターが溶けないように、手早くまとめ直しをしましょう。その際はこねすぎないようにね」
⑧ 生地の側面に、クリスタルシュガーをまぶす。
ポイント
・小さめの器に砂糖を入れ、そこに生地側面を軽く押し付けるようにしながらまぶすと作業がしやすく、無駄がない。
焼き上げる
⑨ 170℃の余熱で温めたオーブン(今回はガスオーブンを使用)に生地を入れる。160℃で12分、前後の向きを変えて8分程度焼く。
(電気オーブンの場合は、余熱の温度をさらに10〜20℃高めにし、180℃で12分、向きを変えて8分程焼く)
ポイント
・冷たい生地を入れることでオーブン庫内の温度が一気に下がるため、余熱は高めにしておく。オーブンの火力が弱い場合は、温度を上げる以外に、生地の厚みを薄くしたり、サイズを小さくするなどの調整を行うと良い。
「バタークッキー」が完成~!
●祐梨子
「こんがりと綺麗な色に焼けました~! バターとバニラの香りがすごいっ!」
●先生
「厚さもあるし、輪郭もハッキリしたクッキーができましたね♪」
●祐梨子
「はい! 先生に教わったポイントを守るだけで、本当にお店のようなクッキーが作れました♪ 厚焼きなのにサクッとホロホロで、バターの香りが濃厚で、もうおいしすぎて感動……!」
●先生
「それはよかった♪ バターの香りをもっと際立たせたい場合は、準強力粉を120gから100gに減らすこともオススメですよ。
生地が緩くなる分、クッキーの輪郭は若干崩れやすくはなりますが、バターの香りはかなり増します! わたしは圧倒的に100gで作った方が好みかな」
●祐梨子
「たった20gなのに、そこまで味が変わるんですね! 刻んだチョコを入れてもおいしそうだし、いろいろな楽しみ方ができそう!」
●先生
「基本を押さえておけばアレンジしやすいので、とっても重宝するレシピでもありますね。
例えば、爽やかに仕上げたいときは、レモンの皮を削って入れるのもオススメです。レモンの皮を入れる場合でも、その他の材料の分量は変える必要がないので安心してくださいね」
●祐梨子
「レモンの皮を入れるなんてとってもおしゃれ! 今日教わったレシピにレモンの皮を追加するだけなら、とっても簡単ですね。夫のお友達の家に持っていくのは、プレーンとレモンの2種類にしようかな」
●先生
「いろんなアレンジを試して、お気に入りを見つけてくださいね!
次回のレッスンはベイクドチーズケーキ。ワンランク上に仕上げるためのコツを伝授しますよ」
●祐梨子
「次回も楽しみ! よろしくお願いします♪」
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