ライター : ☆ゴン

たたみいわしとはどんな食べ物?

たたみいわしとは、いわしの稚魚であるしらすを海苔状に薄く広げ、乾燥させた水産加工食品のことです。釜揚げしらすやしらす干しなど、加熱したものを乾燥させてもシート状に固まりません。必ず、新鮮な生のしらすを使う必要があります。

江戸時代から、しらすが獲れる各地の漁港周辺で、自家消費のため作られてきた保存食。明治以降になると神奈川や静岡県を中心に、専門の加工業者が増えはじめて現在に至ります。そういう経緯から、いまは両県産のたたみいわしが全国的に有名です。

たたみいわしの名前の由来には諸説あります。そのなかでも、かつてい草の上に生しらすを広げて、天日干ししていたことからついたという説がもっとも有力です。い草は畳の表地に使われる植物なので、そこから「畳いわし」と呼ばれるようになったとされます。

たたみいわしのおいしい食べ方3選

1. そのままか、軽く炙っても

たたみいわしは生しらすが原材料ですが、しっかりと乾燥させているのでそのままでも食べられます。さらにおいしく食べるなら、トースターやガス火で軽く炙ると香ばしさと旨味がアップ。しょうゆやマヨネーズをつけるとさらに美味です。

2. ふりかけにしてもおいしい

たたみいわしを細かく刻んで、ふりかけにしてもおいしいですよ。かつおぶしと混ぜてしょうゆをかけたものを、ごはんにかけたりおにぎりの具にしたりと、いろんな使い方ができます。

3. 海苔やチーズと合わせても

たたみいわしは魚の旨味があるものの、特段のえぐみやくさみはありません。そのためどんな食材ともマッチ。唐揚げにのせたり、海苔とチーズではさんだりと、いろんな食べ方ができるのが魅力です。

たたみいわしは通販で購入できる

ITEM

富澤商店 たたみいわし

¥961〜

内容量:はがき判5枚 原材料:いわし(遠州灘産) 賞味期限:製造日から未開封で約5ヶ月 保存方法:10℃以下で冷蔵(開封後は早めに食べてください) コンタミネーション(混入情報):しらすのなかにえびヤカニ類が混じっている場合あり

※2024年4月30日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
たたみいわしは、関東を中心に流通していますが、それ以外の地方では通販を利用すると便利です。こちらは、遠州灘で獲れた新鮮な生しらすを、浜松市舞阪で加工した商品。わりとリーズナブルな価格で購入できます。

たたみいわしをいろんな食べ方で楽しもう♪

たたみいわしはかつて、A4判の大きさで作っていましたが、いまは漁獲資源の減少によりはがきサイズが主流。それでもまだ買い求めやすい価格の水産加工品です。たたみいわしを購入する機会があれば、いろんな食べ方で味わってみてください。

※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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