おいしく味わうためには?

あまり長期保存せずに、できるだけ早めに飲みきるほうがベター。一番よいのは開封したその日に飲み切ることですが、むずかしいですよね。リキュールがおいしいうちに使い切るには、お菓子にアレンジするのもオススメ。 かき氷のシロップにすれば大人な雰囲気に。桃のさわやかな甘みと風味が味わえます。リキュール自体を凍らせてシャーベット状にしたり、ゼリーもおすすめ。ゼリーに使用する場合、しっかりとアルコール分を飛ばせばお子様でも食べられますよ。

保存方法

一度開けると空気に触れ、酸化が始まってしまうので、できるだけ酸化を進ませない工夫が必要です。なので、フタはしっかりと締め、高温多湿な場所や直射日光の当たる場所は避けて保存するのがいいでしょう。 ピーチリキュールは加熱処理がされていないタイプのリキュールなので、加熱処理をされたリキュールに比べて酸化しやすくなっています。冷蔵庫で保管すれば、品質はある程度の期間保たれます。

選び方のポイント

ピーチリキュールにもメーカーによって特徴があります。甘みや香り、アルコール度数などもさまざま。同じメーカーでも違ったアルコール度数のピーチリキュールを複数販売していることもあります。 フレッシュな桃の香りがするものから、熟成させることによって生まれる芳醇な桃の香りなど、各社違いがあるので好みを追求してみてください。

おすすめピーチリキュール3選

甘みが強いルジェ「クレーム・ド・ペシェ」

Photo by macaroni

バーなどでもよく見かける、かわいらしいボトル。ピーチリキュールの中でも非常に有名なリキュールです。とろみがあり、黄味がかった色がピーチ感たっぷりです。クセがなく、まろやかな甘みが存分に味わえ、爽やかな桃の香りも楽しめます。アルコール度数は15度と、リキュールの中では低め。お酒に弱い人にも飲みやすいリキュールです。 クセがないのでカクテルの他、料理やお菓子作りにも向いているリキュールです。保存料や添加物を使用していないというのも魅力のひとつですね。

桃の香りが強いデカイパー「ピーチツリー」

1984年、デカイパー社が桃の香りをそのままリキュールにすることに成功し発売したリキュールです。甘さはクレーム・ド・ペシェに比べると控えめなので、甘いものが苦手な人や甘さよりも物香りを楽しみたい人はこちらのリキュールがオススメです。 アルコール度数は15度のものと20度があります。さっぱりした味のリキュールなので、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの柑橘と合わせると桃の香りが更に引き立ちますよ。

アルコール度数高めのボルス「ピーチリキュール」

お酒らしさを楽しみたい方にはボルスのピーチツリーがオススメ。1575年、オランダでルーカス・ボルスにより誕生したボルス社のピーチリキュールです。しっかりとお酒の風味が感じられます。熟成されたピーチの味がまろやかで、芳醇な香りが特徴です。 アルコール度数は24度のもののほか、17度のものもあるので購入時はよく確認するようにしてくださいね。

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