ライター : Uli

webライター

スープヌードルの実態を徹底調査!

Photo by uli04_29

「スープヌードル」をご存じですか?一見すると「カップヌードル」とパッケージがよく似ている「スープヌードル」。SNS上では、「カップヌードルを食べようと思って、買ってきたらスープヌードルだった」ということがよくある、と密かに話題になっているよう。 「カップヌードルと似てるけど、味が微妙に違う……」「量が少なめ?」などとさまざまな声が聞こえてきます。パッケージには「あっさりテイストのスープヌードル」の文字、どのくらいあっさりなのか気になりますよね。今回は「スープヌードル」の正体を徹底調査すべく、「カップヌードル」の麺・具材・スープとじっくり食べ比べてみました!

カップヌードルとの違いは?

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「スープヌードル」は、「カップヌードル」と同じく日清食品グループから出ている商品です。公式サイトによると「カップヌードル」をスープ感覚にした商品なのだそう。お弁当と「スープヌードル」、といった食べ方ができるようにと「カップヌードル」より量が少なめになっています。主食ではなく、スープとして食べてほしいということですね。 それにしても、横から見ても横から見てもそっくりなパッケージ。どちらも目を引く赤い文字と同じ大きさの容器なので、間違えて購入する人が多いのも納得です。

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気になる詳しい内容量・カロリー・価格を見ていきましょう。 「カップヌードル」内容量77g、353kcalなのに対して、「スープヌードル」は59g、266kcalとなっています。麺だけの量は、「カップヌードル」が65g、「スープヌードル」が50gとなっています。 価格は「カップヌードル」が180円前後、「スープヌードル」はオープン価格ですが120円前後で購入ができるそうです。麺量・カロリーが少なめで、お手頃価格なのが「スープヌードル」なのですね。

めんと具材に注目!

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左が「スープヌードル」、右が「カップヌードル」です。フタを開けてまず驚いたのは、具材の大きさと量の違い。具材がたっぷり入った「カップヌードル」が豪華な印象の一方、「スープヌードル」の具材は小ぶりで少量。特にエビの大きさの違いには、思わず声をあげそうになりました。

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今回は、徹底的に調査するために具材を出して比べてみました。ネギ以外の具材の大きさが「スープヌードル」のほうがひとまわり小さくなっているのがよく分かります。少量食べたいときに人気の商品「カップラーメンミニ」の具材を基準に「カップヌードル」の味を再現しているのだそうです。 「カップヌードル」にはコロ・チャーと呼ばれる小さなチャーシューが入っていますが、「スープヌードル」には入っていないのも特徴です。

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お湯を注ぐ目安のラインがわずかに「スープヌードル」のほうが高めになっている気が……と思い、公式サイトを見てみるとやはり必要なお湯の目安量が「カップヌードル」は300ml、「スープヌードル」は320mlとなっていました。お湯の量がどのように味の違いに繋がるのでしょうか。そわそわしながらお湯を注ぎます。

果たして味は…?

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なによりも気になるのは、そのお味ですよね。「スープヌードル」について調べていると、「スープヌードル」は「カップヌードル」の味を再現しているものの、麺と具材の量と大きさの違いでスープの味わいが微妙に違って感じることがあるらしいとの情報が。それは、実際に食べて比べてみなければ!と3分間わくわくしながら待ちました。

まずは「カップヌードル」を

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まずは、「カップヌードル」を食べてベーシックな味を確認します。たっぷりの具材がスープを吸って膨み、麺を覆い隠しているのが印象的なお馴染みのビジュアルです。

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具材の下にたっぷり隠れている麺を持ち上げて、ひと口すすってみました。歯切れのいいしなやかな細い麺と、ガツンとくる香ばしいしょうゆとペッパーの風味が鼻から抜けます。塩気もしっかりあって、食べごたえがありますね。

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大きめのエビは噛むほどに、スープとエビのエキスが染み出てきます。ダイスミンチは、コクがあってまるでお肉のような味わいがしっかり堪能でき、たまごはクセになりそうな甘み。小さいながらに主張するコロ・チャーのうまみがアクセントになっています。 これがベーシックな「カップヌードル」なのだと確認して「スープヌードル」に手を伸ばします。

いざ!「スープヌードル」実食

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お待ちかねの「スープヌードル」は、フタを開けるとあきらかに「カップヌードル」よりスープの量が多いのが分かります。具材も小ぶりなため、麺がしっかり見えるのも「カップヌードル」との違いですね。

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麺を優しくほぐして、ズズっとすすると、濃すぎないあっさりしたスープも一緒に口のなかへ飛び込んできました。いい塩加減!それでいて、しっかりと鼻をくすぐる「カップヌードル」特有の、食欲をそそる香りがします。

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小さめのエビを食べると、あっさりしたエビのうまみを感じます。ダイスミンチは小さいからか、ダイスミンチの味よりもスープの味が主張しているように感じました。 特筆すべきは、たまごです!「カップヌードル」同様クセになる甘みのあとに、驚くほど優しいたまご本来の味わいが口のなかに広がります。お、おいしい……!!

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スープだけで飲み比べてみると、やはり「スープヌードル」のほうが薄めの優しい味わいになっていました。 ここで麺・かやく・スープを合わせた全体の塩分相当量を見てみると、「カップヌードル」が4.8g、「スープヌードル」が4.1gとなっています。注ぐお湯の量が「スープヌードル」のほうが20ml多いのに食塩量が0.7g少ないというのが、優しいあっさり味の秘密のようです。

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食べごたえの違いを見るため、ひと口ずつ食べた「スープヌードル」と「カップヌードル」の麺量を比べてみます。 写真左の「スープヌードル」の麺は見るからに「カップヌードル」より少なく、麺だけで食べるとあっさりしすぎています。スープをすすりながら食べてちょうどいい味わい。濃いスープの色に染まった写真右の「カップヌードル」の麺は多くずっしり、麺だけで食べてもスープのしっかり味がついています。
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