ライター : ☆ゴン

豚軟骨を上手に利用するレシピを大公開!

豚軟骨はコリコリしている軟骨の食感と、やわらかな肉質が楽しめると人気のある部位。薄切りやブロックなどの精肉に比べて、価格がリーズナブルなことも魅力のひとつです。この記事では、そんな豚軟骨を上手に利用して作る、いろんなレシピをまとめて紹介。

定番の煮込みをはじめ、炒め物、揚げ物など、豚軟骨をさまざまな料理に利用してみましょう。とくに煮込みは圧力鍋を活用して、やわらかく仕上げるレシピも掲載。いままで豚軟骨の料理を作ったことがなかったという人も、レシピを参考にぜひチャレンジしてみてください。

豚軟骨と呼ばれるものは2種類ある

一般的に豚軟骨として販売されているものには、「豚バラ軟骨」と「豚のど軟骨」の2種類があります。豚バラ軟骨とは、肉の中に小さな軟骨がたくさん入っている、あばら骨まわりの脂の多い部位のこと。スペアリブに近い部位で、別名パイカとも呼ばれます。

豚のど軟骨とは気管まわりにある、軟骨を含むいくつかの部位のことです。気管の先端や中央で、形や呼び名が変わります。真ん中に穴が開いた、リング状のドーナツと呼ぶ部位が、市場ではもっとも流通。店頭ではこのドーナツが、豚のど軟骨として販売されることが多いです。

豚軟骨を使用して作るおすすめの料理は?

豚軟骨といえばやはり、トロトロになるまでじっくりと煮込む料理が一番のおすすめです。ホロホロとくずれる肉のやわらかい食感と旨味、軟骨のコリッとした歯ごたえがたまりません。

豚のど軟骨はバラ軟骨より硬いものの、薄いので火が通りやすく、野菜と一緒に焼いたり炒め物にしたりするのにぴったり。野菜のシャキシャキ食感と、軟骨のコリコリ食感が楽しめる、おいしいおつまみが作れますよ。

豚軟骨は下処理するとさらにおいしく!

煮込み料理はまず下ゆでする

豚軟骨を煮込みにする場合、ひと手間かけて下ゆですると、独特のクセやくさみ、汚れをある程度取り除けます。鍋に水と豚軟骨を入れて火にかけ、沸騰して5分ほどたったら、ゆで汁ごとざるにあげてください。肉の表面にアクが残っているので、流水で軽く洗ったら完了です。

ほかの料理も下ごしらえして使う

スペアリブ風のオーブン焼きや唐揚げを作るときは、あらかじめゆでておいた豚軟骨を使うと、やわらかくて食べやすいです。

下ゆでした豚軟骨を鍋に入れ、水と長ねぎの青い部分、しょうが、塩、酒などを加えて熱します。アクを取りながら、肉がお好みのやわらさになるまでゆでたら、下ごしらえ完了。圧力鍋を使用すると、短時間で肉がやわらかくなるので、簡単に下ごしらえができます。

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