ライター : donguri

webライター

スペイン風オムレツ「トルティージャ」の基本レシピ

Photo by donguri

「トルティージャ」とは、スペインの卵料理を指します。日本ではスペイン風オムレツと呼ばれることもありますが、オムレツとは見た目や作り方は異なり、厚みのある丸い形はまるでケーキのよう!型は使わず、フライパンの形を利用しながらふっくらと焼き上げます。 この記事ではもっとも一般的な、じゃがいもと玉ねぎを使ったトルティージャのレシピをご紹介します。少ない材料を使い、油をオリーブオイルにするのが本場風に仕上げるポイント!

材料(4人分・直径18cmフライパン1枚分)

Photo by donguri

作り方

1.じゃがいもを切る

カットされたじゃがいもがまな板に置かれている

Photo by donguri

じゃがいもの皮をむき、5mmほどの厚さでいちょう切りにします。

2.玉ねぎとにんにくを切る

カットされた玉ねぎとにんにくがまな板に置いてある

Photo by donguri

玉ねぎを薄切り、にんにくをみじん切りにします。

3.フライパンでじゃがいもと玉ねぎを揚げ焼きにする

フライパンに入った玉ねぎとじゃがいも

Photo by donguri

フライパンにオリーブオイル、にんにく、塩を入れ、温まったらじゃがいもと玉ねぎを加えて揚げ焼きにします。

4.油を切る

野菜の油を切っている様子

Photo by donguri

3を一度ザルにあげ、油を切る。この油は捨てずにとっておきます。

5.卵を加える

野菜と卵を合わせている様子

Photo by donguri

卵をボウルに割りほぐし、4を混ぜ、軽く塩(分量外)をふります。

6.卵液を流し入れる

フライパンで卵液を焼いている様子

Photo by donguri

フライパンに、4でとっておいた油大さじ1杯をひいて中火で熱し、5の卵液を流し入れます。

7.ひっくり返して皿に取り出す

トルティージャをお皿に取り出している様子

Photo by donguri

菜箸で3回ほど全体を混ぜて、ふちが固まってきたら、フライパンより大きいお皿をかぶせ、ひっくり返すように取り出します。

8.フライパンに戻して焼く

トルティージャの裏面を焼いている様子

Photo by donguri

7を、そのままスライドさせるようにしてフライパンに戻し、弱火で3分ほど焼きます。

9.繰り返して両面を焼いて完成

完成したトルティージャ

Photo by donguri

手順7~8と同じように、ひっくり返しながら両面を2〜3回焼けばできあがり。

本場・スペインの味に近づけるコツ

オリーブオイルとにんにくで風味豊かに

本場スペインでは、トルティージャ作りには必ずオリーブオイルが使われます。サラダ油でも作れますが、仕上がりがまったく別物! また、同じく風味を豊かにするために、にんにくもマストです。火をつける前にオリーブオイルとにんにくを入れておくことで、油全体ににんにくの風味を馴染ませることができます。

塩だけでシンプルな味付けに

トルティージャに使う味付けは塩のみ。余計な調味料を加えないことで、オリーブオイルやにんにくの風味を存分に引き出すことができます。

食べてみて薄味に感じた方は、ケチャップをつけて召し上がってくださいね。ベーコンやチーズを具に使うときは、塩の量を少なめに調整しましょう。

深さのあるフライパンで

トルティージャを作るときは、2cm以上深さのあるフライパンを使用しましょう。型は使わずフライパンそのものの形を利用しながら焼いていくので、平たいフライパンだとケーキのような見た目にはなりません。

フッ素加工がしてあるものだと表面の焼き目がキレイに仕上がります。

編集部のおすすめ