米びつ

木で作られており、湿気を自動的に調節してくれるので、お米を保存する上でもっとも適している容器とも言えます。 木の米びつは高級感がありますので、インテリアとしてもおしゃれですね。湿気が少なくて直射日光が当たらない場所に置いてお米を保存してください。デメリットとしては、プラスチックのものに比べて重さがあります。また、容量が大きすぎると冷蔵庫に入らない場合があるため、購入時は注意してくださいね。

ペットボトル

お米の保存に便利なのが、ペットボトルです。お茶やミネラルウォーターなど、何かしらのペットボトルが常にご家庭にあるという方も多いのではないでしょうか。 ペットボトル500mlで、約3合(450g)、2Lで約10合(1.8kg)のお米の保存が可能です。冷蔵庫や野菜室にコンパクトに入れることができ、お米の保存に適している10℃を保った状態で保存することができ、手軽でおすすめです。また、炊く際も計量しやすいので便利ですね。デメリットとしては、冷蔵庫内のほかの食べ物のニオイがうつりやすいこと。また、ペットボトルを使用する際は、カビの原因にならないよう、しっかりと乾燥させてからお米を入れてくださいね。

密閉袋

食材保存用に密閉できる袋なので、小分けにすることができ、冷蔵庫の隙間に入れることができます。米びつと違って場所を取らず、乾燥や気温、湿度や虫などの周りの環境に左右されることなく保存できるのも嬉しいポイントです。 デメリットとしては、こちらも冷蔵庫内のほかの食べ物のニオイがうつりやすいこと。また袋なので、強度が弱く、上に重たいものを何度も乗せたりしていると、お米が割れたり、削れてきたりするため注意が必要です。

ガラスのものは密閉性の高い容器が多いのが特徴です。瓶で保管するのであれば、シンクの下など湿気をシャットアウトしてくれる場所に置きましょう。瓶はおしゃれなデザインが多く、インテリアのように置くこともできます。 ですが、湿度が高くて風通しが悪いと、虫やカビが発生しやすくなるので、注意しましょう。また、この方法の場合、夏場は風味が落ちやすくなるためあまりおすすめできません。

お米を長持ちさせる保存方法

保存場所は冷蔵庫がベスト

先述の通り、お米は貯蔵する温度を10℃に保つことによって、酸化する速度をぐっと遅らせることができます。直射日光や温度、湿度の環境に左右されることがないため、長期保存でも味が落ちにくいのがうれしいですね。この条件を満たしている冷蔵室や野菜室で保存すると、常温で保存した場合より二倍おいしさが長持ちすると言われています。ただし、冷蔵庫内の冷気のふきだし口の近くは温度変化が激しく、酸化の原因になるため避けましょう。

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