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行楽弁当におすすめ!いなり寿司の作り方をおさらいしましょう
みんな大好きないなり寿司ですが、今まで何となく作っていた方も多いのではないでしょうか?
油揚げを煮て酢飯を詰める……基本のいなり寿司作りの工程はとってもシンプルです。その分、一つ一つの大事なポイントを押さえれば、お店の味にも負けないくらい美味しく作ることができますよ。
特別なお弁当を作る機会が増えるこれからの季節に備えて、いなり寿司の作り方をおさらいしてみましょう!
基本のいなり寿司の作り方
それでは、基本のいなり寿司の作り方をご紹介します。
今回のレシピは、食べた時の味のバランスがとれるように、油揚げは甘めに、酢飯は甘さ控えめにしています。お好みの味にアレンジされる場合は、油揚げと酢飯を両方とも甘くし過ぎないよう気をつけてください。
【材料(10個分)】
米 1.5合
水 290mlくらい
昆布 3cm角1枚
油あげ 5枚
Aきび砂糖(上白糖でも可) 大さじ4
A醤油 大さじ3
Aみりん 大さじ1
B米酢 大さじ3
Bきび砂糖(上白糖でも可) 大さじ1
B塩 小さじ1/2
白ごま 大さじ1
【作り方】
【下準備】米を洗い、炊飯器の目盛の水加減から大さじ1くらい引いて、昆布を入れて炊きます。すし酢の分を考えて少し固めに炊くことでふっくらとした酢飯に仕上がります。
1.油揚げは半分に切り、袋になるように開いておきます。油揚げを選ぶ際は軽くてふんわりしているタイプのものがおすすめです。薄くて重みのあるものは、うまく袋状に開くことが出来ませんので注意してくださいね。
※袋になりにくい時は、写真のように麺棒か菜箸でローラーのようにコロコロすると開きやすくなります。
2. 鍋に湯を沸かし、油揚げを入れたら沈めて油抜きします。お湯をかけるだけで済ませてしまうこともありますが、しっかり油を落とすことがポイントです。柔らかくなり味なじみしやすくなります。(油揚げは柔らかく穴が開きやすいので、箸ではなくへらを使いましょう。)1~2分経ったらお湯から上げて水に取ります。粗熱がとれたら2枚ずつ重ねてぎゅっと両手ではさんで水気を絞ります。
3. 鍋にAの調味料を入れて混ぜ火にかけます。砂糖が溶けたら2の油揚げを鍋に放射状に並べ、調味料が全体に回るようにお皿などで落し蓋をしてから中火で10分煮ます。少ない煮汁で炊き上げるので、焦がさないように気を付けます。特に、砂糖が沈殿していると焦げやすいので、しっかり溶かしてから油揚げを並べると安心です。
4. 油揚げが煮えたら、煮汁とともに鍋に入れたまま粗熱が取れるまで冷まします。
5. ご飯が炊き上がったら昆布を取り出し、混ぜ合わせておいたBの調味料を加えて酢飯を作ります。そこに白ごまを加えてさらに混ぜ合わせます。白ごまは指先でひねり潰しながら加えると、香りが立つだけでなく栄養吸収もされやすくなります。
6.酢飯を10等分にし、油揚げに詰めやすいよう俵型に丸めておきます。油揚げは、粗熱が取れて握れるくらい冷めたら2枚ずつ重ねて両手で挟み、優しく煮汁をしぼります。
7.油揚げを開き、袋になっているところに酢飯を入れて包みます。作ってから1~2時間おくと酢飯に味がなじんでさらに美味しくなります。お好みで紅しょうがを添えてもおいしいですよ。
【アレンジレシピ】ツナと彩り漬けもののいなりずし。
こちらは、基本のいなり寿司をアレンジした食感のおもしろい漬けもの入りのいなり寿司です。ツナと甘じょっぱいいなり寿司の相性もバッチリで、お子さんにも喜ばれそうです。
いかがでしたか? 今回ご紹介したいなり寿司は出汁を使っていないので日持ちがします。多めに煮おいてストックしておくととても便利ですよ。
基本のいなり寿司の調味料の量を加減したり、砂糖をザラメに変えたり、包み方を変えたり、我が家だけのおいしいいなり寿司を見つけてくださいね!
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