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ラグーソースはイタリアンのレシピに欠かせない
ラグーソースとは?
ラグーとはもとはフランス語で、「煮込み」という意味です。イタリアでもこの言葉を使い、肉だけでなく、魚介や野菜を煮込んでもラグーと呼びます。
つまり和食のすじ煮込みでも、北欧風のシチューでもイタリアではラグー。そのまま食べることが多いですが、パスタや料理に使うために、具材を細かく刻んだものがラグーソースです。
つまり和食のすじ煮込みでも、北欧風のシチューでもイタリアではラグー。そのまま食べることが多いですが、パスタや料理に使うために、具材を細かく刻んだものがラグーソースです。
ミートソースとの違い
ミートソースといえば、ボロネーゼを思い浮かべる人が多いはず。ボロネーゼは、ボローニャ生まれの料理で、正式名称は「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ボローニャ風煮込み)」です。
一方のミートソースはアメリカから伝わったとされ、ケチャップ味で甘いのが特徴。ボロネーゼとミートソースのいずれにしても、イタリアではラグーであることに変わりありません。
一方のミートソースはアメリカから伝わったとされ、ケチャップ味で甘いのが特徴。ボロネーゼとミートソースのいずれにしても、イタリアではラグーであることに変わりありません。
牛や豚肉で作る。ラグーソースのパスタレシピ5選
1. 塊り肉で作るラグーソースのパスタ
ラグーソースとボロネーゼともに、日本ではひき肉で作ることが多いですが、本来は塊肉を使用します。牛もも肉のブロックを細かく刻んで煮込むことで、しっかりした肉の食感を味わえるレシピです。
2. チーズと香味野菜のラグーソースペンネ
セロリとにんじん、玉ねぎの香味野菜、合い挽き肉を具材にするラグーソースです。野菜はすべてペースト状にして、水分がなくなるまで炒めるのがポイント。ひき肉もわざと焦がして香ばしさをつけます。
3. ポルチーニ茸入りのラグービアンコ
ビアンコとはイタリア語で「白」という意味。つまりトマトを加えない料理を指します。ひき肉と黒オリーブ、ブロッコリーを具材に、香味野菜やポルチーニ茸、ハーブで風味豊かに仕上げるラグーです。
4. マッシュルーム入りのラグービアンコ
こちらもラグービアンコの作り方です。牛・豚ひき肉とパンチェッタ、マッシュルームを具材に、白だしで調味する和洋折衷のさっぱりした味わい。パスタには、ひらひらしたパッパルデッレを使います。
5. きのこたっぷりなラグーソースパスタ
ポルチーニ茸をメインに、ブラウンマッシュルームやしめじも加える、きのこたっぷりなラグーソース。ホールトマト缶を使いますが、生のトマトも入れてフレッシュ感を出します。
鶏肉や魚介など。ラグーソースのパスタレシピ5選
6. 鶏ひき肉とさつまいものラグーソース
香味野菜やハーブを多用するラグーとうって変わり、鶏ひき肉とさつまいも、豆乳で作るラグーソース。いもをこすのに時間がかかりますが、あとは意外と簡単に作れます。やさしい味わいのパスタです。
7. 白身魚と桜えびのラグーソースペンネ
白身魚で作るラグーソースのレシピです。肉のラグーにはセロリやにんじん、玉ねぎなどの香味野菜を使いますが、こちらは長ねぎとしょうがで和風に。桜えびの風味とクリーミーなみそ味がたまりません。
8. いかとオリーブのラグーソースパスタ
独特の旨味があるいかをラグーソースにします。みじん切りの黒オリーブとドライトマト、にんにくも加えるので、魚介ソースとは思えない濃厚な味わい。パスタには、波形のラザニアがおすすめです。
9. アスパラとえびのラグーソースパスタ
ベーコンとえび、にんにくのみじん切り、アスパラガスの小口切りを、バターと白ワインで炒め煮にするラグーソースです。アスパラの塩ゆで以外、とくに煮込む必要がないので、パパっと手軽に作れます。
10. ソーセージのラグーソースパスタ
冷蔵庫に入っていることが多いウインナーソーセージで、ラグーソースを作ってみましょう。具材にトマトとにんにくをプラスして、ハーブとして大葉をたっぷり使用。肉感のあるさわやかな味わいです。
パスタ以外も。ラグーソースを活用するレシピ5選
11. たらのラグーソースでポテトグラタン
ラグーはパスタだけでなく、いろいろな料理に活用できる便利なソースです。こちらは、たらのラグーソースで作るポテトグラタン。香味野菜のセロリがなければ、レシピのように長ねぎの青い部分で代用できます。
12. 野菜入りラグーのれんこんラザニア
牛ひき肉や香味野菜、ポルチーニ茸で作るラグーソースと、ホワイトソースでラザニアを焼きます。ラグーの具材とトッピングに使う、れんこんの食感が良いアクセント。子どもが喜ぶこと間違いなしです。
13. ラグーソースとチーズのハンバーグ
ラグーソースを、ハンバーグのトッピングに利用します。ラグーをたくさん作って余ったり、作り置きがあったりしたときにおすすめです。ハンバーグはレシピと同じものでも、オリジナルでもかまいません。
14. なすと根菜のラグーソース入りパン
パン作りが好きな人なら、ラグーソースを具材にして総菜パンを作ってみましょう。レシピでは、冷凍しておいた作り置きラグーを使いますが、自分だけのオリジナルでも、市販のミートソースでも良いですよ。
15. まいたけのラグーソースでリゾット
玉ねぎとまいたけを鶏ガラだしで煮込んで作る、具材入りスープも立派なラグーといえます。そんなラグーに米を加えて、雑炊風のリゾットにするレシピです。粉チーズをたっぷり加えていただきます。
ラグーソースを活用するレシピはいくらでもある♪
お店でラグーの字を見ると、なにか特別な料理だと思ってしまいますね。しかしイタリアでは、ごく身近でポピュラーな家庭料理のひとつ。パスタだけでなく、使い道もさまざまです。この記事で紹介したレシピを参考にして、ラグーソースを上手に活用してみてください。
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