ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

ラグーソースで満足イタリアンレシピ

イタリアンレストランでメニューのパスタ欄で見かけるラグーソース。なんとなくオシャレなイメージが先行し、家庭で作るのは無理!と決めつけてしまっている方も多いのではないでしょうか。 そんなラグーソース、実は食材を切って鍋でぐつぐつ煮込んでいくだけなので、案外簡単にできてしまうのです。牛肉を使用したものだけでなく、ほかのお肉や魚を使ったアレンジもおすすめ!

ラグーソースとミートソースの違い

まずは、ラグーソースとミートソースの違いです。ラグーソースの「ラグー」とは、「煮込む」という意味のイタリア語です。もともとはイタリアの郷土料理で煮込み料理全般のことを指していましたが、そこにフランス料理の要素が加わり、現在のようなソースをさすようになりました。 大きめに刻んだ肉や野菜などを煮込んで作るのですが、使用する食材に決まりはありません。本場ではお肉だけでなく、魚介類のラグーもよく作られています。

ラグーソースのパスタレシピ10選

1.牛肉のラグーソース

牛肉を使ったスタンダードなラグーソースパスタです。牛モモ肉を粗く刻み、セロリや玉ねぎなどの香味野菜をみじん切りにします。カットトマト缶や赤ワインなどと合わせてじっくり煮込んでいきましょう。 牛肉を粗めに刻むことで、食べ応えのあるパスタソースに仕上がりますよ。

2.モッツァレラチーズと香味野菜のラグーソースペンネ

赤ワインとフレッシュトマトを合わせて煮込んだ合いびき肉に、生クリームを合わせてまろやかに仕上げています。ソースとペンネを絡めたところに、ちぎったモッツァレラチーズを加えることで濃厚な味わいに仕上がります。 合いびき肉を加熱するときに、わざと焦げ目をつけるのが食べ応えのある食感に仕上げるコツだそうですよ。香味野菜が香る大人味のパスタです。

3.ブロッコリーとオリーブのラグービアンコ

ラグーソースといえば、トマトを使ったソースのイメージが強いのではないでしょうか。こちらのラグービアンコはトマトを使わないラグーソースです。トマトを使用しなくても、乾燥ポルチーニやハーブを使って、コクのあるスパイシーなソースに仕上がります。 ブロッコリーとブラックオリーブを加えることで見た目も華やかになりますよ。

4.マッシュルームのラグービアンコ

こちらのレシピはラグービアンコでいただくペンネです。白ワインとハーブで牛肉・豚肉・パンツェッタとブラウンマッシュルームを炒めます。煮込むときには白だしを、盛り付けにはネギをあしらって、少し和風な仕上がりに。 マッシュルームの香りが引き立ち、コクがありながらも重すぎないソースです。

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