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レモンや牛乳寒天が失敗してしまう原因
寒天は、お湯に溶かして使う食材ですが、作り方を失敗すると全然固まらなかったり、分離してしまうことがあります。この場合、失敗の原因は二つ考えられます。
まず一つは、「酸の強い食材」を使っている場合です。レモンやグレープフルーツ、果汁100%のオレンジジュースなど、酸味が強いフルーツと一緒に煮てしまうと、寒天が固まる力が弱くなってしまうのが原因。
もう一つは「牛乳」を使った場合。ジュースもそうですが、牛乳で寒天を直接溶かそうとすると不純物が多いので固まりにくくなってしまいます。寒天に冷たいものを入れてしまうと、溶けたところと溶けないところが出てきて全体に固まらなくなってしまうのです。これらの注意点を踏まえたうえで、失敗しない寒天作りにチャレンジしてみましょう!
失敗しない「レモン寒天」を作ってみよう!
【材料】
・寒天…小さじ2
・お湯…300cc
・レモン果汁…50cc
・砂糖…50g
【作り方】
・沸かしたお湯を用意し、ボウルに寒天を入れてしっかり溶かします。
・しっかり混ざった寒天液にレモン果汁を混ぜ合わせます。
・容器にスライスしたレモンを乗せて上から寒天を流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
【ココが失敗しないコツ!】
酸の強いものを加える場合、寒天を先に溶かしておくことがポイント。鍋を使って溶かす場合は必ず火を止めてから果汁を加えるのが失敗しないコツです。
【もう一手間!】
フレッシュなレモンを使って作るときは、レモンを全部絞らすに2枚ほどスライスしておいたものを細かくイチョウ切りにして混ぜるのも見た目にもオシャレです。ミントを混ぜても爽やか!
失敗しない「牛乳寒天」を作ってみよう!
【材料】
・粉寒天…10g
・水…300ml
・砂糖…45g
・牛乳…150ml
・フルーツ缶…好きなだけ
【作り方】
・お鍋に水、砂糖を加えてよく混ぜ合わせ、沸騰したらすぐに火を止め、寒天を加えてよく溶かします。
・レンジで少し温めた牛乳を寒天液に少しずつ流しこんで混ぜ合わせます。
・バットやカップに寒天を流しこんだらお好みのフルーツ缶をまんべんなく入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
【ココが失敗しないコツ!】
牛乳と寒天は温めすぎても冷た過ぎても分離してしまう原因になるので、できるだけ温度差がないようにしておくことが大事。ちなみに、沈んでいたフルーツは時間が立つと少しずつ浮いてくるのでご安心を♩
寒天は紅茶で作ってみたり、製氷皿にカットしたフルーツを入れて寒天を流し込んで「一口寒天」を作ってみたり、エディブルフラワーを寒天の中に入れてもオシャレです♩色んなフルーツを寒天に閉じ込めちゃいましょう!
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