けんちん汁を作るときの簡単なポイント
豆腐はちぎって入れる
けんちん汁に使う豆腐は、ちょっとめんどうでも手でちぎって入れるのがおすすめ!
包丁で切ると角が出てしまい、食感を損ねてしまいます。手でちぎった豆腐なら断面がバラバラになって自然な食感に。豆腐の表面積が増えるので味なじみもよくなりますよ。
本格派なら鶏肉も豚肉もなしで
もともとけんちん汁は、鎌倉にある修行寺「建長寺」から生まれた精進料理。その食材には動物は取り入れず、野菜や山菜を使います。けんちん汁と豚汁の違いは、お肉を使うかどうかなんです。
もちろんお肉を使うのがNGではありません。本格的なけんちん汁を作りたいときはぜひお肉なしで、おだしも昆布やしいたけを選んでみてくださいね。
こちらも人気。味噌味のけんちん汁レシピ
しょうゆとみりんで味付けたけんちん汁もいいですが、やっぱりお味噌の味が恋しい!という方もいらっしゃいますよね。
けんちん汁はお味噌でアレンジするのもOK。こちらはキャベツも加えた具沢山レシピ。キャベツとお味噌を入れるタイミングにも注目してみてくださいね。
素材を楽しむ精進料理「けんちん汁」
けんちん汁ってなんとなく豚汁と似た見た目をしていますが、実はレシピに違いが秘められているんですね。お肉を使わない精進料理だからこそ、食感や素材の旨みが大切。下ごしらえからこだわって、けんちん汁の魅力をぜひ堪能してみてくださいね。
▼奥深い和食の世界「精進料理」についてはこちら!
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